ポケモンSV クリア時間の平均と目安を徹底解説

ポケモンSVクリア時間がどれくらいかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、初心者から上級者までの平均クリア時間や、ストーリー攻略と寄り道プレイの時間差、さらに廃人プレイヤーの総プレイ時間とその内訳まで、実際のデータをもとに詳しく解説しています。

また、プレイ時間の確認方法とデータの見方最速クリアを実現するパーティ編成カラミンゴを活用した効率的な攻略ルートなど、効率よく進めたい方向けの情報も網羅しています。

ポケモンSVをこれから始める方も、すでにプレイ中でクリア後のやり込み要素と追加プレイ時間の目安を知りたい方も、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のポイント
  • 自分のプレイスタイルに合ったクリア時間の目安
  • 経験別・スタイル別の平均クリア時間
  • 効率的にクリアするためのパーティやルート
  • やり込み要素による追加プレイ時間の目安
目次

ポケモンSVのクリア時間:プレイヤー別の目安と平均

  • 初心者から上級者までの平均クリア時間
  • ストーリー攻略と寄り道プレイの時間差
  • プレイ時間の確認方法とデータの見方
  • 廃人プレイヤーの総プレイ時間とその内訳

初心者から上級者までの平均クリア時間

ポケモンSV(スカーレット・バイオレット)のクリア時間は、プレイヤーの経験によって大きく異なります。公式発表によると、ポケモンシリーズに慣れているプレイヤーで約30〜40時間、初めてプレイする方や久しぶりにポケモンをプレイする方だと約60時間がクリアまでの目安とされています。

実際のプレイヤーデータを見ると、攻略班の実測では普通にプレイして約18時間でクリアできたという報告もあります。ただし、これはあくまで最短ルートでの目安で、多くのプレイヤーはもう少し時間をかけて楽しんでいるようです。

ファミ通のアンケート結果では、一般プレイヤーの平均クリア時間は25時間前後となっています。これは寄り道をしないわけでもなく、全ての要素をプレイしたわけでもない、いわゆる「普通にプレイした場合」の時間です。

経験別のクリア時間の目安は以下のとおりです:

プレイヤータイプ平均クリア時間
上級者(効率重視)15〜20時間
中級者(普通プレイ)25〜30時間
初心者(初めてのプレイ)40〜60時間

前作の剣盾が平均15〜20時間程度でクリアできたことを考えると、SVはかなりボリュームアップしたと言えるでしょう。オープンワールド形式を採用したことで、プレイスタイルによる時間の差も大きくなっています。

ストーリー攻略と寄り道プレイの時間差

ポケモンSVの大きな特徴は、従来のジムリーダー戦に加えて、独立した2つのストーリーが存在する「3本立て」構成になっていることです。この構成がクリア時間に大きな影響を与えており、どのストーリーをどの順番で進めるかによって、プレイ時間は大きく変わってきます。

寄り道をほとんどせずにメインストーリーだけを効率よく進めた場合、約18〜20時間でクリアが可能です。ムービーなどをスキップすれば、さらに時間短縮できるでしょう。一方、オープンワールドの醍醐味を楽しみながら寄り道をしていくと、クリアまでに約40時間ほどかかると予測されています。

寄り道プレイに含まれる要素としては、ポケモン図鑑を埋める、学校の授業を受ける、サンドイッチ作り、テラレイドバトルなどがあります。これらの要素を楽しみながらプレイすると、純粋なストーリー攻略と比べて2倍以上の時間がかかることも珍しくありません。

プレイスタイル別の時間差は以下のとおり:

プレイスタイル所要時間特徴
最短攻略15〜18時間ムービースキップ、効率重視
通常攻略20〜25時間ストーリー中心、少し寄り道
寄り道プレイ30〜40時間探索や収集を楽しむ
完全制覇40時間以上図鑑埋めや全要素体験

オープンワールドの自由度の高さを活かして、自分のペースで冒険を楽しむことがポケモンSVの魅力と言えるでしょう。

プレイ時間の確認方法とデータの見方

プレイ時間の確認方法とデータの見方

ポケモンSVでは、自分のプレイ時間を簡単に確認することができます。過去作ではレポート(セーブ)画面にプレイ時間が表示されていましたが、SVでは確認方法が少し変わっています。

プレイ時間を確認するには、まず「Yボタン」を押してマップを開きます。マップが表示されたら「Xボタン」を押してマップメニューを表示させ、その中から「プロフィール」を選択しましょう。プロフィール画面の右下に総プレイ時間が表示されています。

プロフィール画面では、プレイ時間以外にも以下の情報を確認できます。

  • トレーナーID
  • 集めたバッジの数
  • パルデア地方図鑑の捕まえたポケモン数
  • パルデア地方図鑑の見つけたポケモン数
  • 色違いのポケモンとの戦闘回数
  • 集めたサンドウィッチのレシピ数

表示されるプレイ時間は、ゲームを起動していた総時間となっているため、放置していた時間も含まれていることに注意が必要です。実際のプレイ時間を正確に把握したい場合は、この点を考慮する必要があるでしょう。

また、プロフィール画面ではプロフィール写真やトレーナーアイコンの変更も可能なので、自分だけのオリジナルプロフィールを作成してみるのも楽しいかもしれません。

廃人プレイヤーの総プレイ時間とその内訳

ポケモンSVの「廃人プレイヤー」と呼ばれる熱心なファンたちのプレイ時間は、一般プレイヤーとは桁違いです。ファミ通のアンケート結果によると、534人中290人が100時間以上プレイしており、そのうち71人は300時間以上のプレイ時間を記録しています。

廃人プレイヤーのプレイ時間内訳は、主に以下の活動に費やされています。

  1. パルデア図鑑の完成: 400種類すべてのポケモンを図鑑に登録する作業
  2. ポケモンの厳選育成: 理想の個体値・性格・特性を持つポケモンを育成
  3. ランクマッチでの対戦: オンライン対戦で上位ランクを目指す
  4. 色違いポケモンの収集: 非常に低確率で出現する色違いポケモンを集める
  5. テラレイドバトルの周回: 特殊なテラスタイプのポケモンを集める

特に色違い厳選や個体値厳選には膨大な時間がかかります。過去のポケモンシリーズでは、プレイ時間が999時間を超えてカウンターが止まったという報告もあり、実際には2000時間以上プレイしている廃人プレイヤーも少なくありません。

DLCの「碧の仮面」と「藍の円盤」が追加されたことで、さらにプレイ時間は増加傾向にあります。特に伝説ポケモンの周回プレイには1体あたり追加で1〜2時間ほどかかるため、複数の伝説ポケモンを厳選しようとすると、総プレイ時間はさらに膨れ上がります。

廃人プレイヤーの中には「相棒の証」を狙ったり、「A0S0色違い」などの特殊な個体を厳選したりと、一般プレイヤーには想像もつかない深いところまでやり込んでいる方もいます。彼らにとって、ポケモンSVは単なるゲームではなく、長期的な趣味として楽しんでいるのです。

ポケモンSVのクリア時間を短縮する最速攻略テクニック

  • 最速クリアを実現するパーティ編成
  • カラミンゴを活用した効率的な攻略ルート
  • 時間短縮に役立つゲーム序盤の立ち回り方
  • クリア後のやり込み要素と追加プレイ時間の目安

最速クリアを実現するパーティ編成

ポケモンSVを最短時間でクリアするなら、パーティ編成が非常に重要です。RTA(リアルタイムアタック)の記録を見ると、たった一匹のポケモンで全てを攻略するプレイヤーが多いことがわかります。その主役となるのが「カラミンゴ」というポケモンです。

カラミンゴはゲーム序盤から入手可能で、種族値500という破格の強さを持っています。特に攻撃種族値115と素早さ種族値90は序盤のポケモンとしては非常に優秀。さらに「きもったま」という特性により、ゴーストタイプにもかくとうタイプの技が効くという利点があります。

最速クリアを目指すなら、以下のようなカラミンゴを用意しましょう:

項目内容
レベルLv.100(別ロムから輸送が理想)
性格いじっぱり(攻撃↑特攻↓)
努力値HP252、攻撃252
技構成つばさでうつ、アクロバット、にどげり、けたぐり

このカラミンゴ一匹でほとんどの敵を倒せますが、四災(伝説ポケモン)の捕獲用にサポートポケモンも用意しておくと良いでしょう。例えばエルレイドなどが適しています。

周回プレイの場合は、別アカウントで育成したLv.100のカラミンゴを新規データに輸送するのが最も効率的です。これにより、ストーリー攻略時間を6時間前後まで短縮することが可能になります。

カラミンゴを活用した効率的な攻略ルート

カラミンゴを使った最速攻略では、ゲームの進行ルートも重要です。ポケモンSVは3本立てのストーリー構成になっているため、効率的な順序で進めることがクリア時間短縮のカギとなります。

まず、ゲーム開始後はできるだけ早くカラミンゴを捕まえましょう。カラミンゴは最初の街の近くに出現するため、すぐに入手可能です。別アカウントから輸送する場合は、交換できるようになるまでストーリーを少し進める必要があります。

効率的な攻略順序は以下の通りです。

  1. むしジム(Lv.15)から始め、いわヌシ(Lv.16)、くさジム(Lv.17)と順に進める
  2. ひこうヌシ(Lv.19)、あくスター団(Lv.21)と攻略
  3. でんきジム(Lv.24)、ほのおスター団(Lv.27)と続ける
  4. はがねヌシ(Lv.28)からみずジム(Lv.30)へ

この順序で進めることで、無駄な移動を減らし、効率よくレベルを上げられます。特にLv.100のカラミンゴを使用している場合、ほとんどの戦闘は一撃で決着がつくため、戦闘時間も大幅に短縮できるでしょう。

また、崖登りを活用したショートカットも有効です。特に終盤のエリアでは、通常のルートを通らずに崖を登ることで、大幅な時間短縮が可能になります。RTAプレイヤーたちは、このテクニックを駆使して5時間半程度でのクリアを実現しています。

時間短縮に役立つゲーム序盤の立ち回り方

ポケモンSVを短時間でクリアするには、ゲーム序盤からの効率的な立ち回りが重要です。まず、ゲーム設定でムービースキップをオンにしておきましょう。これだけでもかなりの時間短縮になります。

序盤では、メインストーリーに関係ないサブイベントやNPCとの会話はできるだけ省略しましょう。会話の選択肢は基本的に結果に影響しないので、早送りしながら適当に選んでも問題ありません。

また、野生ポケモンとの戦闘はできるだけ避けるのがコツです。草むらを迂回したり、ライドポケモンで素早く移動したりして、不要な戦闘を回避しましょう。どうしても戦闘になった場合は、逃げるを選択するのも一つの手です。

アイテム収集も最小限に抑えましょう。回復アイテムやボール類は必要最低限だけ購入し、フィールド上のアイテムは重要なもの(例:わざマシンなど)以外は無視して構いません。

連射コントローラーがあれば、会話やバトルの進行を自動化できるので、さらに時間短縮が可能です。特に長い会話シーンでは、Aボタンの連射設定が役立ちます。

これらのテクニックを駆使すれば、通常のプレイより大幅に時間を短縮できるでしょう。効率重視のプレイで、最短6時間程度でのクリアも十分可能です。ただし、初めてプレイする場合は、ストーリーやフィールド探索を楽しむことをお勧めします。

クリア後のやり込み要素と追加プレイ時間の目安

ポケモンSVは、メインストーリーをクリアした後も様々なやり込み要素が解放されます。クリア後に何をするかによって、追加のプレイ時間は大きく変わってくるでしょう。

クリア直後にまずやるべきことは、校長室へ向かうこと。イベントが発生し、マスターボールがもらえるほか、ジムリーダーとの再戦が解禁されます。ジムリーダー全員と再戦すると「学校最強大会」が開催され、さらなる強敵との戦いが楽しめます。

クリア後に解放される主な要素と、それぞれの目安時間は以下の通りです

やり込み要素追加時間の目安
学校最強大会約3時間
★5・6テラレイドバトル10時間以上(周回プレイ)
ポケモン図鑑完成約20時間
エリアゼロの探索・パラドックスポケモン捕獲約5時間
準伝説ポケモン捕獲(杭抜き)約5時間
2体目の伝説ポケモン捕獲約1時間

特に図鑑完成を目指す場合は、バージョン限定ポケモンの交換が必要になるため、フレンドとの交換時間も考慮する必要があります。

また、DLC「碧の仮面」と「藍の円盤」を含めると、さらに追加プレイ時間が必要です。「藍の円盤」はストーリークリアだけなら約5時間、クリア後の要素を含めると約30時間ほどのボリュームがあります。

ポケモン育成や色違い厳選、オンライン対戦などを楽しむ「廃人プレイヤー」と呼ばれる熱心なファンの中には、300時間以上プレイしている方も少なくありません。ポケモンSVは、プレイヤーの楽しみ方次第で、数十時間から数百時間まで幅広く遊べるゲームと言えるでしょう。

総括:ポケモンSVのクリア時間

この記事のまとめです。

  • 初心者のクリア目安は約40〜60時間
  • 経験者は約30〜40時間でのクリアが可能
  • 攻略班の実測では最短18時間の報告あり
  • 一般プレイヤーの平均クリア時間は約25時間前後
  • 上級者は効率重視で15〜20時間での攻略が可能
  • オープンワールド形式によりプレイ時間に個人差が出やすい
  • メインストーリーのみなら約18〜20時間でクリアできる
  • 探索や収集を楽しむ寄り道プレイでは30〜40時間かかる
  • 完全制覇を目指すと40時間以上のボリュームがある
  • プレイ時間はプロフィール画面で確認できる
  • 放置時間も含まれるため実際のプレイ時間とはズレがある
  • 廃人プレイヤーの中には300時間以上のプレイ者も存在
  • 色違いや個体値厳選などのやり込み要素で時間が増加
  • 最短クリアにはカラミンゴを中心とした効率編成が有効
  • DLC「藍の円盤」などの追加要素でプレイ時間がさらに伸びる
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

目次