「ポケモンSV タマゴ 時間」と検索してこの記事にたどり着いたあなた、理想の個体値や色違いのポケモンを求めて、タマゴ厳選に励んでいる、あるいはこれから始めようと考えているのではないでしょうか?
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)では、これまでのシリーズとは異なり、「ピクニック」を通じてポケモンのタマゴが見つかります。しかし、「どれくらいの時間でタマゴはできるの?」「もっと早くタマゴを見つけたい!」「孵化までの時間を短縮する方法はないの?」といった疑問や要望を持つのは自然なことです。
この記事では、そんなあなたの疑問に答えるべく、ポケモンSVにおけるタマゴの時間に関するあらゆる情報を網羅的に解説します。
タマゴが見つかるまでの時間を左右する「タマゴパワー」の効果的な使い方やおすすめレシピ、孵化に必要な歩数を劇的に減らす特定の「特性」を持つポケモン、さらには効率的な孵化作業におすすめの場所や具体的な方法まで、初心者の方にも分かりやすく、丁寧にお伝えしていきます。
この記事を読めば、ポケモンSVでのタマゴの入手から孵化までの時間を効率化し、より快適なポケモン育成ライフを送るための知識が身につくはずです。
- ピクニックでのタマゴ入手時間とタマゴパワーの効果
- 孵化時間を短縮する特性とおすすめポケモン
- タマゴパワーLv2のおすすめサンドイッチレシピ
- 効率的なタマゴ孵化の場所と具体的な方法
ポケモンSV タマゴ時間:見つける早さを徹底解説
ポケモンSVで理想のポケモンを育てる上で欠かせないタマゴ厳選。その第一歩は、まずタマゴを手に入れることです。ここでは、タマゴが見つかる基本的な仕組みから、発見速度を上げるための重要な要素「タマゴパワー」について詳しく見ていきましょう。
- タマゴはどこで?ピクニックの基本
- タマゴグループと組み合わせのルール
- 時間短縮の鍵!タマゴパワーの効果
- コスパ最強?タマゴパワーLv2レシピ
- 【要注意】まるいおまもりはSVにある?
タマゴはどこで?ピクニックの基本

ポケモンSVにおけるタマゴの入手方法は、過去作のシステムから変更され、新要素「ピクニック」が中心となります。
フィールド上の平坦な場所なら、基本的にどこでもピクニックを開くことが可能です。ピクニックを開始し、手持ちにタマゴを作れる組み合わせのポケモンがいる状態でしばらく待つと、テーブル横のバスケットの中にタマゴが見つかります。
タマゴが見つかるまでの時間は「タマゴパワー」の影響を受けますが、パワーなしでも時間はかかりますが見つかることはあります。
重要な注意点として、バスケットに一度にストックできるタマゴは最大10個までです。10個溜まると新たなタマゴは作られなくなるため、効率的に集めたい場合は、数分おきなど定期的にバスケットを確認し、タマゴを回収(ボックスへ転送)する必要があります。こまめなチェックが時間効率を高める鍵となります。
ピクニック場所は自由ですが、野生ポケモンが出現しにくい安全な場所を選ぶと、邪魔されずにタマゴ作りに集中できるでしょう。
タマゴグループと組み合わせのルール

ピクニックでタマゴが見つかるには、一緒に参加させているポケモンたちがタマゴを作れる「組み合わせ」である必要があります。このルールを理解することが重要です。
基本は、同じ「タマゴグループ」に属するオスとメスのポケモンを一緒にピクニックさせることです。ポケモンには1つか2つのタマゴグループが設定されており、例えば「陸上」グループのオスとメスを一緒にピクニックさせると、メス側のポケモンのタマゴが見つかる可能性があります。生まれるポケモンの種類は、基本的にメスの親と同じになります。
もう一つの重要な組み合わせが「メタモン」の活用です。メタモンは、「タマゴ未発見」グループの一部ポケモンやメタモン自身を除き、ほぼ全てのポケモンとタマゴを作れます。性別不明のポケモン(コイルなど)や、オスのみ(ケンタロスなど)、メスのみ(ガルーラなど)のポケモンのタマゴを作りたい場合に不可欠です。この場合、生まれるポケモンはメタモンではない方の親の種類になります。
タマゴグループが異なるポケモン同士や、同性同士の組み合わせではタマゴは見つかりません。タマゴ厳選を始める前に、親となるポケモンのタマゴグループを確認し、適切な組み合わせでピクニックを行いましょう。
時間短縮の鍵!タマゴパワーの効果

ピクニックでタマゴが見つかる時間を劇的に短縮し、厳選効率を飛躍的に向上させる鍵が「食事パワー」の一種、「タマゴパワー」です。
このパワーは、ピクニックでサンドイッチを作るか、街のレストランやカフェで特定のメニューを注文することで発動します。
タマゴパワーにはLv1からLv3までの3段階があり、レベルが高いほどタマゴが見つかる速度が速くなります。具体的な効果は、パワーなしと比較して、Lv1で約5倍、Lv2で約7倍、Lv3では約10倍にもなると言われています。
タマゴパワーがない状態では、タマゴが見つかるまでにかなりの時間がかかることもあるため、本格的なタマゴ厳選にはタマゴパワーの発動がほぼ必須と言えるでしょう。
食事パワーの効果時間は基本的に30分間です。効果の有無や残り時間は、十字キー右ボタンで確認できます。効率よくタマゴを集めるには、この30分間を最大限に活用することが大切です。
さらに、タマゴパワーにはタマゴ発見率向上だけでなく、タマゴの「孵化に必要な歩数を減らす」という副次効果もあります。まさにタマゴ厳選のためのパワーです。
レベル (Level) | タマゴ発見率 (Egg Discovery Rate) | 孵化歩数 (Hatching Steps) | 備考 (Notes) |
Lv1 | 約5倍 (Approx. 5x) | 短縮効果あり (Reduced) | |
Lv2 | 約7倍 (Approx. 7x) | 短縮効果あり (Reduced) | おすすめ (Recommended) |
Lv3 | 約10倍 (Approx. 10x) | 短縮効果あり (Reduced) | 要ひでんスパイスx2 (Requires Hiden Spice x2) |
コスパ最強?タマゴパワーLv2レシピ

タマゴパワーの効果は絶大ですが、最高レベルLv3の発動には、テラレイドバトル報酬などで稀に入手できる貴重な「ひでんスパイス」が2種類必要になるレシピがほとんどです。
ひでんスパイスは色違いポケモンの出現率を上げる「かがやきパワー」Lv3にも使われるため、タマゴ厳選のためだけに消費するのは避けたいと考えるプレイヤーも多いでしょう。
そこでおすすめなのが、ひでんスパイスを使わずに発動できる「タマゴパワーLv2」です。Lv3(発見率約10倍)には劣りますが、Lv2でも発見率は約7倍と非常に高く、十分効率的に厳選を進められます。コストパフォーマンスを考えると、多くの場合Lv2で十分です。
Lv2の発動方法はいくつかあります。手軽なのは街のレストラン利用です。「ガストロノミーファミリア」の「フィスのコンポート」(2800円)は食べるだけでLv2を発動できます。このレストランはハッコウシティ、カラフシティ、チャンプルタウン、ベイクタウンにあります。
自分でサンドイッチを作ってコストを抑えたい場合は、ひでんスパイス不要で安価な材料で作れるレシピがあります。
サンドイッチ名 (Sandwich Name) | 材料 (Ingredients) | 価格目安 (Est. Cost) |
スーパーピーナッツバターサンド | バナナスライス、ピーナッツバター、バター | 630円 |
スーパーマーマレードサンド | スライスチーズ、マーマレード、バター | 630円 |
No.9 レジェンドあまみサンド | レタス、やきベーコン、ひでん:あまスパイス | – |
No.3 あまみのジャンボンブール | ハムスライス、バター、ひでん:あまスパイス | – |
注記: 上記レシピのうち、「レジェンドあまみサンド」と「あまみのジャンボンブール」は特定のひでんスパイス(あまスパイス)を1つ使用しますが、タマゴパワーLv2を発動させるレシピの例として示しています。ひでんスパイスを一切使いたくない場合は、「スーパーピーナッツバターサンド」や「スーパーマーマレードサンド」が最も手軽でおすすめです。
これらの方法でタマゴパワーLv2を維持し、効率的にタマゴを集めましょう。
【要注意】まるいおまもりはSVにある?

過去作、特に『ポケットモンスター ソード・シールド』(剣盾)をプレイした方なら、「まるいおまもり」という道具を知っているかもしれません。剣盾では、これを持っていると預かり屋さんでタマゴが見つかりやすくなる効果があり、孵化厳選で重宝されました。
そのため、「ポケモンSVでもまるいおまもりは手に入るのか?」と気になる方もいるでしょう。タマゴ発見効率を上げるアイテムがあれば入手したいところです。
しかし、現時点(2024年時点)で、ポケモンSV内で「まるいおまもり」を入手できるという確かな情報はありません。ゲーム内で確認されている「おまもり」系のアイテムは、色違い遭遇率を上げる「ひかるおまもり」や、獲得賞金が増える「おまもりこばん」などです。
これらの情報から、ポケモンSVでは「まるいおまもり」の効果は実装されておらず、その役割は「タマゴパワー」が担っていると考えられます。したがって、タマゴが見つかる時間を短縮したい場合は、「まるいおまもり」を探すのではなく、「タマゴパワー」を積極的に活用するのが唯一かつ最善の方法となりそうです。
今後のアップデートで追加される可能性はありますが、現時点ではSVには存在しないと認識するのが良いでしょう。
ポケモンSV タマゴ時間:孵化スピードアップ術
ピクニックで無事にタマゴを手に入れたら、次はそのタマゴを孵化させる段階です。タマゴからどんなポケモンが生まれてくるか、ワクワクする瞬間ですね。ここでは、タマゴが孵化する基本的な仕組みと、その時間を大幅に短縮するためのテクニックについて詳しく解説します。
- タマゴ孵化の仕組み:歩数が重要
- 孵化時間を半分に!必須の特性とは?
- タマゴパワーのもう一つの効果
- おすすめ孵化場所と効率的な走り方
- 放置で孵化?自動化テクニック(自己責任)
タマゴ孵化の仕組み:歩数が重要

ピクニックのバスケットから回収したタマゴは、そのままではポケモンになりません。孵化させるには、タマゴを手持ちに加え、プレイヤーが一定の「歩数」を移動する必要があります。これはシリーズ共通の仕組みです。
ポケモンSVでは、広大なパルデア地方をライドポケモン「コライドン」または「ミライドン」に乗って移動するのが、歩数を稼ぐ最も効率的な方法です。オープンワールドを高速移動できるため、孵化作業は比較的快適になりました。
手持ちの枠は6つですが、孵化させたいタマゴは最大5つまで同時に手持ちに入れられます。つまり、一度の移動で最大5つのタマゴの孵化を同時に進められます。残りの1枠には、後述する孵化時間短縮に役立つ特性を持つポケモンを入れるのがセオリーです。
孵化に必要な歩数はポケモンの種類によって異なります。コイキングなどは少なく、フカマルなどの600族や一部のポケモンは多くの歩数を要します。
ゲーム内で具体的な残り歩数は表示されませんが、タマゴのステータス画面のメッセージで「まだまだ うまれそうに ないな……」「もうすぐ うまれるかも しれない!」といった進捗状況を確認できます。
孵化時間を半分に!必須の特性とは?

タマゴ孵化に必要な歩数を稼ぐのは、特に大量のタマゴを扱う厳選作業では時間がかかります。しかし、この孵化に必要な歩数を劇的に減らす強力な方法があります。それは、特定の「特性」を持つポケモンを手持ちに加えることです。
その特性とは、「ほのおのからだ」「じょうききかん」「マグマのよろい」の3種類です。これらの特性を持つポケモンが手持ちに1匹でもいると、タマゴが孵化するまでに必要な歩数が半分になります。つまり、孵化作業の効率が文字通り2倍になるのです。
この効果は重複しないため、これらの特性を持つポケモンを複数手持ちに入れても歩数はさらに減りません。1匹いれば十分です。どの特性でも効果は同じなので、入手しやすいポケモンを選んで手持ちに入れましょう。
タマゴ厳選を行う際、この孵化歩数半減の特性を持つポケモンを用意することは、時間効率の観点から必須と言えるでしょう。
特性 (Ability) | 主な該当ポケモン (Main Pokémon with Ability) |
ほのおのからだ | ファイアロー、メラルバ、ウルガモス、トロッゴン、セキタンザン、バクーダ |
じょうききかん | セキタンザン、トロッゴン |
マグマのよろい | バクーダ |
これらのポケモンの中でも、特に「ファイアロー」は「そらをとぶ」を覚えることができ、移動にも便利なため人気があります。また、「セキタンザン」や「バクーダ」の進化前の「タンドン」や「ドンメル」も比較的序盤から入手可能です。
タマゴパワーのもう一つの効果

先ほど、タマゴ発見速度を上げる効果として紹介した「タマゴパワー」ですが、実はタマゴの「孵化」にも嬉しい効果があります。
それは、タマゴパワーが発動している間は、タマゴの孵化に必要な歩数が通常よりも少なくなる、という効果です。
つまり、タマゴパワー(特に推奨されるLv2)を発動させれば、ピクニックでのタマゴ発見スピードが上がるだけでなく、手に入れたタマゴを孵化させるための移動時間も短縮される、一石二鳥の効果が得られます。これはタマゴ厳選全体のサイクルを高速化する上で非常に有効です。
このタマゴパワーによる孵化歩数削減効果は、前述した「ほのおのからだ」などの特性による歩数半減効果と組み合わせることが可能です。両方の効果を同時に発動させることで、相乗効果が生まれ、タマゴの孵化時間を最大限に短縮できます。
タマゴを集めるピクニック段階だけでなく、集めたタマゴを孵化させる際にも、忘れずにタマゴパワーを発動させておくことを強くおすすめします。30分間の効果時間を有効に使い、効率的な孵化作業を進めましょう。
おすすめ孵化場所と効率的な走り方

タマゴを効率的に孵化させるには、「どこで」「どのように」走るかも重要です。最適な場所と走り方で、ストレスなくスムーズに歩数を稼ぎましょう。
孵化場所のポイントは以下の2点です。
- 障害物が少なく、広々とした平坦な場所: ライドポケモンでダッシュし続けてもぶつかりにくい場所が理想です。
- 野生ポケモンが出現しない、またはしにくいこと: 戦闘による時間ロスを防ぎます。
これらの条件を満たすおすすめ場所として、まずストーリークリア後に行ける「ポケモンリーグ」建物周辺が挙げられます。広々としており、NPCや野生ポケモンもほとんどいないため、孵化作業に集中しやすいです。
また、「カラフシティ」の街中やその周辺の開けたエリアも比較的走りやすい場所です。クリア後になりますが、「スター団のアジト」敷地内も障害物が少なく走りやすい候補地です。ただし、ボスに話しかけると再戦になる場合があるので注意が必要です。
効率的な走り方としては、ライドポケモンに乗った状態で「Lスティック」と「Rスティック」を同じ方向に倒し続ける方法があります。例えば、両方を左に倒し続けるとその場で左回りに回転し続けます。これにより、スティックを固定するだけで自動的に歩数を稼げるため非常に楽です。テレビを見ながらなど、他の作業をしながらでも孵化を進められます。
放置で孵化?自動化テクニック(自己責任)

理想個体や色違いの孵化には膨大な数のタマゴが必要で、作業は単調になりがちです。少しでも楽をしたい、効率化したいと考えるのは自然なことかもしれません。
実際に一部プレイヤーの間では、前述の「スティックを同じ方向に倒し続ける」走り方を応用し、コントローラーのスティックを輪ゴムなどで物理的に固定し、自動で走り続けさせる、いわゆる「自動孵化」「放置孵化」と呼ばれるテクニックが用いられることがあります。これにより、ゲーム画面から離れていてもキャラクターが歩数を稼ぎ、タマゴを孵化させてくれます。
より高度な方法として、特殊なコントローラー(連射コンなど)を使い、タマゴ受け取りから孵化までを自動化する試みも存在するようです。
これらの方法は時間効率だけ見れば魅力的ですが、実行前に注意点があります。
まず、スティックの物理的固定は、コントローラーに無理な力がかかり続け、劣化や故障の原因となる可能性が高いです。特にNintendo SwitchのJoy-Conはデリケートであり、故障リスクは無視できません。試すなら、自己責任で慎重に行う必要があります。
さらに、これらの自動化テクニックは、開発者が想定した正規のプレイスタイルではありません。ゲームバランスやサーバー負荷に影響を与える可能性もゼロではなく、利用規約に抵触するリスクも考慮すべきです。
結論として、自動化による孵化は可能ですが、コントローラー故障リスクや規約上の問題を伴うため、推奨はできません。行う場合はリスクを理解の上、自己責任で判断してください。
総括:ポケモンSV タマゴ 時間
この記事のまとめです。
- ポケモンSVのタマゴはピクニックで見つかる
- タマゴ発見には適合するポケモンの組み合わせが必要である
- メタモンがいれば多くのポケモンとタマゴを作れる
- バスケットのタマゴ上限は10個である
- タマゴパワーはタマゴ発見速度を大幅に上げる
- タマゴパワーLv2はひでんスパイス不要で発動できる
- おすすめLv2レシピはスーパーピーナッツバターサンドなど
- レストラン「ガストロノミーファミリア」でもLv2を発動可能
- まるいおまもりはSVには恐らく存在しない
- タマゴ孵化には一定の歩数が必要である
- ライドポケモンでの移動が効率的である
- 特性「ほのおのからだ」等は孵化歩数を半減させる
- タマゴパワーは孵化歩数も減らす効果がある
- 孵化場所はポケモンリーグ周辺などがおすすめ
- スティック固定による自動化はコントローラー故障のリスクあり