ポケモン金銀をプレイした人なら一度は「ポケモン金銀レッド」と検索したことがあるのではないでしょうか。シロガネ山の頂上で待ち構えるレッドは、初代ポケモンから続くシリーズの集大成とも言える存在です。しかし、なぜ彼が無口であるのか、彼の正体は何なのか、多くの謎が残されています。
本記事では、ポケモン金銀レッドの登場背景から「ポケモンのレッドが無口なのはなぜ?」といった疑問、さらには「ポケモンのレッドを出現させる条件は?」というポイントまで網羅的に解説します。また、金銀レッド幽霊説や金銀レッド死亡説といった都市伝説の真相にも迫ります。
さらに、レッドの手持ちポケモンや「ポケモン金銀レッド倒した後」に待つ展開、そして「ポケモン金銀レッド再戦」に必要な条件と対策についても詳しくご紹介します。「レッド強すぎ」と感じるプレイヤーに向けた攻略法も掲載しているので、この記事を読めばレッド戦を楽しむ準備が整うことでしょう。
ポケモン金銀レッドの魅力と謎を徹底解説するこの記事で、あなたも新たな発見が得られるはずです。ぜひ最後までお読みください!
- ポケモン金銀レッドの登場背景やキャラクター設定
- レッドを出現させる条件や対戦後の展開
- レッドの手持ちポケモンや戦略の特徴
- レッドにまつわる都市伝説や謎の真相
ポケモン金銀のレッドとは?その謎と魅力を解説
ポケモン金銀に登場するレッドは、初代ポケモンの主人公が成長した姿として、シリーズファンにとって特別な存在です。
シロガネ山の頂上で挑戦者を待つ孤高のトレーナーとして、その圧倒的な強さと謎めいた雰囲気が多くのプレイヤーを魅了してきました。ここでは、そんなポケモン金銀のレッドがどのようなキャラクターなのか、その魅力と謎について詳しく解説していきます。
ポケモン金銀 レッドが登場する背景
ポケモン金銀でのレッドは、初代ポケモン(赤・緑・青・ピカチュウ)の主人公が成長した姿として登場します。物語の中では、3年前にカントー地方でロケット団を壊滅させた伝説のトレーナーとして語られています。
レッドは現在、シロガネ山の頂上で一切言葉を発することなく、挑戦者を待ち続けています。母親の話によると、冒険に出てから一度も連絡をしていないとのこと。なぜシロガネ山にいるのか、何をしているのかは一切明かされていません。
彼の手持ちポケモンは、ピカチュウを筆頭に、カントー地方の御三家(フシギバナ、リザードン、カメックス)を全て所持しているのが特徴です。これは初代でプレイヤーが体験した冒険の集大成とも言えるパーティー構成となっています。
レッドとの戦いは、ジョウト地方のポケモンリーグを制覇し、カントー地方の全ジムバッジを集めた後に待ち受ける真のラスボス戦として位置づけられています。彼のポケモンたちは非常に高いレベルに設定されており、当時のシリーズ中で最も強力なトレーナーとして知られています。
このように、レッドの存在は初代から金銀へと続くポケモンの世界観をつなぐ重要な架け橋となっており、多くのプレイヤーにとって思い出深い対戦相手となっています。
レッドが無口である理由とは?
レッドが無口である理由には、ゲームの演出上の重要な意図があります。
まず、レッドは初代ポケモンの主人公でしたから、プレイヤーが自分の分身として感情移入しやすいよう、あえて具体的な性格付けを抑えていました。その設定が金銀でもそのまま引き継がれ、「無口なキャラクター」として定着することになったんです。
実は初代ポケモンでは、モノマネむすめの家で「ぼく」という一人称を使う普通の少年として描かれていました。でも金銀では、前作でプレイヤーが体験した冒険の余韻を壊さないように、セリフを「……」だけにしたんですね。
ちなみに、この設定は後のシリーズでも踏襲され、レッドの代名詞となっていきました。ハートゴールド・ソウルシルバーでは「!」などで感情表現が少し加わりましたが、基本的には寡黙なキャラクターとして描かれています。
面白いのは、レッドの無口な性格が、シロガネ山の孤高の強者というイメージと相まって、より一層の謎めいた魅力を生み出していることです。グリーンとは連絡を取り合っているものの、母親にさえ連絡をしないという設定も、彼の神秘的な雰囲気を高めているポイントといえるでしょう。
レッドを出現させるための条件を解説
レッドと対戦するためには、いくつかの重要な条件をクリアする必要があります。
まず、ジョウト地方のポケモンリーグで四天王とワタルを倒して、殿堂入りを果たさなければなりません。その後、カントー地方に渡って8つのジムバッジを全て集める必要があります。
次に、マサラタウンでオーキド博士に話しかけましょう。博士はあなたの実力を認め、シロガネ山への挑戦を許可してくれます。この許可がないと、シロガネ山には入ることができません。
シロガネ山へは28番道路から向かうことができます。ただし、道中には「いあいぎり」や「なみのり」、「たきのぼり」などの秘伝技が必要になるので、これらを使えるポケモンを必ず連れていきましょう。また、洞窟内は暗いので「フラッシュ」も忘れずに。
レッドは一度倒しても何度でも戦うことができます。ただし、再戦するためには再度ポケモンリーグで殿堂入りをする必要があります。なお、レッドの手持ちポケモンは全てレベル70以上と非常に強力なので、しっかりとした準備が必要になりますよ。
ポケモン金銀:レッドの手持ちポケモンを紹介
レッドの手持ちポケモンは、初代ポケモンでの冒険の集大成とも言えるメンバーで構成されています。
エースポケモンは、なんといってもレベル81のピカチュウです。かみなりや10まんボルトといった強力な電気技を繰り出してきます。高いすばやさを活かして、相手より先に攻撃を仕掛けてくるのが特徴です。
続いて、カントー御三家が揃っているのも特徴的です。レベル77のフシギバナ、リザードン、カメックスは、それぞれにほんばれ+ソーラービーム、かえんほうしゃ、なみのりといった、タイプ一致の強力な技を持っています。
レベル75のカビゴンは、高い耐久力とねむるを組み合わせた戦法で、多くのトレーナーを苦しめてきました。のしかかりによる安定したダメージも侮れません。
そしてレベル73のエーフィは、サイコキネシスとリフレクターを使い分け、攻守のバランスが取れた戦い方をします。
このように、レッドの手持ちは全体的にレベルが70を超えており、通常のプレイでは50~60レベル程度で挑むことになるため、圧倒的な実力差を見せつけられることになります。特に、最初に繰り出されるピカチュウの高火力攻撃は、多くのトレーナーにとって大きな壁となっています。
ポケモン金銀のレッド攻略!倒した後や再戦のポイント
ポケモン金銀のレッドは、シリーズ屈指の強敵として多くのプレイヤーの前に立ちはだかります。彼を倒すことは一つの達成感を与えてくれるだけでなく、その後の展開や再戦の楽しみも用意されています。
ここでは、レッドを攻略するためのポイントや倒した後の展開、さらに再戦の条件や楽しみ方について詳しく解説します。レッド戦を最大限楽しむためのヒントをぜひ参考にしてください。
レッドが強すぎる理由と対策
レッドが圧倒的に強い理由は、まず手持ちポケモンの驚異的なレベルの高さにあります。ピカチュウが81レベル、他のポケモンも77レベル前後と、通常のプレイでは到底届かないレベル差があります。
さらに、各ポケモンの技構成にも隙がありません。例えば、ピカチュウは「かみなり」や「10まんボルト」といった強力な電気技を持ち、先制攻撃で一気にダメージを与えてきます。カビゴンは高い耐久力と「ねむる」を組み合わせた戦法で、低火力では倒すことができません。
シロガネ山の天候があられ状態なのも、レッドの強さを引き立てる要因です。この環境下では「ふぶき」の命中率が100%になるため、ラプラスやカメックスの氷技が非常に脅威となります。
対策としては、まず手持ちポケモンのレベルを最低でも65以上まで上げることをおすすめします。特に、ランターンは特性「ちくでん」によってピカチュウの電気技を無効化でき、ラプラスやカメックスの技も半減できる優秀なポケモンです。
また、バンギラスを使って特性「すなおこし」で天候を砂嵐に変更するのも有効な戦術です。これによって「ふぶき」の命中率を下げることができます。
さらに、戦闘中はXアイテムなどで能力を上げながら戦うと、レベル差を補うことができます。特に、ピカチュウを倒した後の展開が重要で、回復アイテムを惜しまず使いながら、じっくりと戦っていくのがコツです。
ポケモン金銀のレッドが幽霊説の真相
かつて、ポケモン金銀のレッドを巡って「幽霊説」という都市伝説が広く語られていました。この説が生まれた理由には、いくつかの不思議な要素が重なっていたからです。
まず、シロガネ山の洞窟内は本来「フラッシュ」という技を使わないと真っ暗で進めないはずなのに、レッドのいる最深部だけが不自然なほど明るかったんです。また、レッドは戦闘後に一瞬で姿を消してしまい、一切言葉を発しません。さらに、マサラタウンにいる母親に話を聞くと、「冒険に出て以来、一度も連絡がない」と語ります。
こうした謎めいた設定から、「レッドは既に亡くなっており、シロガネ山で自分より強いトレーナーとの戦いを求めて成仏できずにいるのでは?」という噂が広がっていったんです。
ところが、この都市伝説は後のシリーズで完全に否定されることになります。ポケモンブラック2・ホワイト2のPWT(ポケモンワールドトーナメント)や、サン・ムーンのバトルツリーにレッドが普通に登場したからです。
実は、レッドが無口なのは、初代ポケモンの主人公としての性質を尊重した演出だったんですね。プレイヤーが感情移入しやすいよう、あえて具体的な性格付けを抑えていたわけです。
このように、レッド幽霊説は魅力的な都市伝説でしたが、現在では完全に否定されています。とはいえ、この都市伝説が多くのファンの心をとらえ、長年語り継がれてきたのは、レッドというキャラクターの神秘的な魅力を物語っているといえるでしょう。
金銀のレッドを倒した後の展開
レッドを倒すと、まるで映画のエンディングのように、感動的なエンディングロールが流れ始めます。これは、ポケモンリーグ制覇時と同じものですが、ここまでの長い冒険を経て見るエンディングは、また違った感慨深さがあります。
その後、マサラタウンのオーキド博士の研究所を訪れると、博士からカントー地方の御三家(フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ)の中から1匹をもらうことができます。さらに、ポケモンじいさんのところに行くと、「あいいろのたま」または「べにいろのたま」をプレゼントしてもらえます。
ヤマブキシティのシルフカンパニー本社ビルでは、なんとホウエン地方の御三家の中から1匹を受け取ることができます。ただし、手持ちにロトムがいると、このイベントが発生しないので注意が必要です。
レッドとの戦いは、何度でも挑戦することができます。ただし、再戦するためには、もう一度ポケモンリーグで殿堂入りをする必要があります。シロガネ山の頂上で、あの伝説のトレーナーとの戦いを何度でも楽しむことができるんです。
このように、レッドを倒した後も、まだまだ楽しめるコンテンツが用意されており、ポケモン金銀の世界での冒険は続いていくのです。
ポケモン金銀でレッドとの再戦の可能性
レッドとの戦いは、何度でも楽しむことができます。具体的には、レッドに勝利した後、再びポケモンリーグで殿堂入りをすることで、シロガネ山でレッドと再戦できるようになります。
この仕組みは、多くのプレイヤーにとって嬉しい要素となっています。というのも、初めてレッドと戦う時は手持ちポケモンのレベルが低くて苦戦することが多いのですが、再戦を重ねることで徐々にレベルを上げ、より良い勝負を楽しめるようになるからです。
また、再戦時のレッドの手持ちポケモンは初戦と同じ構成で、レベルも変わりません。ピカチュウを筆頭に、フシギバナ、リザードン、カメックス、ラプラス、カビゴンという強力なメンバーで、全てのポケモンがレベル80以上という高さを保っています。
面白いのは、何度戦っても無口なレッドの性格は変わらず、「……」というセリフだけで対戦に挑んでくるところです。この謎めいた雰囲気も、再戦を重ねる楽しみの一つとなっているかもしれません。
なお、再戦のたびに新しい戦略を試したり、違うポケモンで挑戦したりすることで、毎回異なる戦いを楽しむことができます。レッドとの戦いは、ポケモン金銀における究極の腕試しの場として、何度でもプレイヤーを待ち続けているのです。
金銀 レッド死亡説の真偽
ポケモン金銀でのレッド死亡説は、長年にわたってファンの間で語り継がれてきた有名な都市伝説です。でも、結論から言うと、この説は後のシリーズで完全に否定されることになりました。
死亡説が生まれた理由には、いくつかの不思議な要素が重なっていたんです。まず、シロガネ山の洞窟内は本来「フラッシュ」という技を使わないと真っ暗で進めないはずなのに、レッドのいる最深部だけが不自然なほど明るかったんです。また、レッドは戦闘後に一瞬で姿を消してしまい、一切言葉を発しません。さらに、マサラタウンにいる母親に話を聞くと、「冒険に出て以来、一度も連絡がない」と語ります。
こうした謎めいた設定から、「レッドは既に亡くなっており、シロガネ山で自分より強いトレーナーとの戦いを求めて成仏できずにいるのでは?」という噂が広がっていったんですね。
でも、この都市伝説は後のシリーズで完全に否定されることになります。例えば、ポケモンブラック2・ホワイト2のPWT(ポケモンワールドトーナメント)や、サン・ムーンのバトルツリーにレッドが普通に登場したんです。
実は、レッドが無口なのは、初代ポケモンの主人公としての性質を尊重した演出だったんですね。プレイヤーが感情移入しやすいよう、あえて具体的な性格付けを抑えていたわけです。シロガネ山での神秘的な演出も、伝説のトレーナーとしての存在感を際立たせる意図があったのかもしれません。
このように、レッド死亡説は完全な都市伝説でしたが、多くのファンの心をとらえ、長年語り継がれてきた魅力的な説だったといえるでしょう。
ポケモン金銀 レッドの総括
この記事のまとめです。
- ポケモン金銀のレッドは初代主人公が成長した姿である
- シロガネ山の頂上で挑戦者を待ち続ける伝説のトレーナーである
- レッドの手持ちはピカチュウとカントー御三家など強力なメンバーで構成されている
- レッドを出現させるにはジョウトとカントーのジムバッジを全て集める必要がある
- シロガネ山への道中では秘伝技が複数必要となる
- レッドの手持ちは全てレベル70以上で非常に高い
- ピカチュウはレベル81でシリーズ中でも特に高火力のエースポケモンである
- レッドを倒すとエンディングロールが流れる特別な演出がある
- 再戦するにはポケモンリーグを再度制覇する必要がある
- レッドは無口なキャラクターとしてプレイヤーに強い印象を残している
- 幽霊説や死亡説などの都市伝説があるが公式に否定されている
- レッドの無口な設定は初代主人公としての感情移入を尊重した演出である
- レッドとの戦いは金銀における究極の腕試しである
- 高難度の戦いだがランターンやバンギラスが対策ポケモンとして有効である
- シロガネ山の戦いを通じてプレイヤーにシリーズの集大成を感じさせる存在である