「ポケモン金銀 主人公」と検索してこの記事にたどり着いたあなたへ。ポケットモンスター金・銀、そしてクリスタルバージョンやリメイク版のハートゴールド・ソウルシルバー(HGSS)の主人公について、詳しく知りたいと思っていませんか?
これらの作品では、プレイヤーが分身として冒険する主人公に、いくつかのバリエーションが存在します。男の子主人公の「ゴールド」や「ヒビキ」、女の子主人公の「クリス」や「コトネ」といった名前を聞いたことがあるかもしれません。
この記事では、それぞれの主人公の公式な名前や設定、ジョウト地方からカントー地方へと続く壮大な冒険、手強いライバル「シルバー」との関係、そして最後に待ち受ける伝説のトレーナー「レッド」について、あなたの疑問を解消し、さらに深く楽しめる情報をお届けします。
- 金銀・クリスタル・HGSSで主人公の名前や姿が違う
- 男の子はゴールド/ヒビキ、女の子はクリス/コトネが基本
- 選ばなかった主人公もゲーム内に登場することがある
- ジョウトとカントーを巡りレッドと戦う壮大な冒険
ポケモン金銀の主人公は誰?名前や設定を徹底解説
- 金銀・クリスタル版の主人公「ゴールド」と「クリス」
- HGSS版の主人公「ヒビキ」と「コトネ」とは?
- 主人公の公式名は?デフォルトネームまとめ
- 選ばなかった方の主人公の役割
金銀・クリスタル版の主人公「ゴールド」と「クリス」

『ポケットモンスター 金・銀』では、最初に選べる主人公は男の子のみでした。彼の一般的な名前は「ゴールド」で、これはゲームタイトル『金(ゴールド)』に由来します。
攻略本やファンの間でも「ゴールド」という名前が広く使われ、共通認識となっていました。
その後発売された『ポケットモンスター クリスタルバージョン』では、シリーズで初めて女の子主人公が選択可能になりました。これはポケモン史において画期的なことで、多様なプレイヤーに対応する試みでした。
この女の子主人公の名前は「クリス」で、これもタイトル『クリスタル』から取られています。クリスには他の名前候補もありましたが、「クリス」が公式名として定着し、『ポケモンマスターズ EX』などにも登場しています。
クリスタル版で男の子を選んだ場合のデフォルトネームも「ゴールド」が基本です。初期作品では、このようにタイトルから名前を取ることが慣例でした。
HGSS版の主人公「ヒビキ」と「コトネ」とは?

『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』のリメイク作品として、ニンテンドーDS向けに『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』(HGSS)が登場しました。
このリメイク版では、主人公のデザインが一新され、新しいデフォルトネームが与えられました。男の子は「ヒビキ」、女の子は「コトネ」です。
特にコトネのデザインはクリスから大きく変わり、大きな帽子と活動的な服装が特徴です。図鑑機能によると、コトネの方がヒビキよりわずかに背が高く、体重も重い設定です。
興味深いのは、「ヒビキ(響き)」と「コトネ(琴音)」という名前が、どちらも「音」に関連している点です。公式な理由は不明ですが、リメイク版のタイトル『ハートゴールド(心)』『ソウルシルバー(魂)』と関連し、心や魂に響く「音」がテーマとして意識されたのかもしれません。
ジョウト地方の和風テイストとも相まって、これらの名前は世界観に深みを与えています。コトネはアニメや『ポケモンマスターズ EX』にも登場し、明るいキャラクターとして描かれています。
主人公の公式名は?デフォルトネームまとめ

ポケモンシリーズでは、プレイヤーが自由に名前をつけられますが、「公式名」や「デフォルトネーム」も存在します。これらはゲーム開始時の候補や、アニメ、漫画、派生ゲームなどで使われ、キャラクターイメージの統一に役立っています。
『ポケモン 金・銀』系統の主人公の公式名・デフォルトネームは以下の通りです。
ゲームバージョン | 男の子主人公(デフォルト/公式名) | 女の子主人公(デフォルト/公式名) | 備考 |
ポケモン 金・銀 | ゴールド (Gold) | (選択不可) | クリスタル版で女の子主人公が追加 |
ポケモン クリスタル | ゴールド (Gold) | クリス (Kris) | クリスはバージョン名由来 |
ポケモン ハートゴールド・ソウルシルバー | ヒビキ (Hibiki) | コトネ (Kotone) | デザイン一新、名前に音のテーマあり |
このように、オリジナル版(金・銀・クリスタル)とリメイク版(HGSS)では名前が異なります。金・銀の男の子は「ゴールド」、クリスタルの女の子は「クリス」、HGSSでは男の子が「ヒビキ」、女の子が「コトネ」が基本です。
これらの名前は『ポケモンマスターズ EX』などでも確認できます。ライバルは一般的に「シルバー」と呼ばれ、これもタイトルに対応しています。どの名前がどのバージョンの主人公か把握しておくと、混乱を防げます。
選ばなかった方の主人公の役割

『ポケモン クリスタルバージョン』では、選ばなかった性別の主人公はゲーム内に登場しませんでした。男の子を選べば女の子は現れず、その逆も同様でした。
しかし、リメイク版の『ハートゴールド・ソウルシルバー』(HGSS)では仕様が変更されました。プレイヤーが選ばなかった方のキャラクターが、主人公の幼馴染として隣の家に住むNPCとして登場します。
男の子(ヒビキ)を選べばコトネが、女の子(コトネ)を選べばヒビキがワカバタウンの隣人になります。
彼らの役割は主に主人公のサポートです。例えば、NPCのコトネはポケモンの捕まえ方を教えてくれたり、ポケギアで冒険のアドバイスをくれたりします。主人公にとっては頼れる友人のような存在です。
ライバルのシルバーとは異なり、彼らとバトルすることはありません。いつもマリルを連れている姿が印象的です。選ばれなかった主人公を協力的な友人として登場させることで、HGSSの冒険は温かい雰囲気になり、仲間との繋がりを強調しています。
ポケモン金銀 主人公の冒険とライバル、伝説のトレーナー
- 主人公が旅するジョウト地方とカントー地方
- ライバル「シルバー」との関係性と成長
- 伝説のトレーナー「レッド」との最終決戦
- 主人公を待ち受けるジムリーダーとチャンピオン
主人公が旅するジョウト地方とカントー地方

『ポケモン 金・銀』とそのリメイク作品の冒険は、ジョウト地方のワカバタウンから始まります。ここは和風の雰囲気が漂う地域です。主人公はウツギ博士から最初のパートナー(チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコ)をもらい、旅立ちます。
序盤では、ポケモンじいさんから「ふしぎなタマゴ」を預かり、ウツギ博士に届けます。この際、カントー地方のオーキド博士とも出会います。
ジョウト地方には8つのポケモンジムがあり、主人公は各地を巡ってジムバッジを集めます。全てのバッジを集め、ポケモンリーグで四天王とチャンピオンのワタルを倒すと、前作の舞台であるカントー地方へ行くことができます。
カントー地方は『赤・緑』から3年後の世界として描かれ、町やジムに変化が見られます。セキチクジムはキョウから娘のアンズへ、グレンジムのカツラは火山の噴火でふたごじまへ移転しています。
最初に挑戦するのはクチバシティジムです。一つのソフトで二つの地方を冒険できるボリューム感と、時間の経過を感じさせる設定が『金・銀』シリーズの魅力です。
ライバル「シルバー」との関係性と成長

『ポケモン 金・銀』シリーズで主人公の前に立ちはだかるのが、赤髪の少年、通称「シルバー」です。彼は物語冒頭でウツギ研究所からポケモンを盗み、主人公に勝負を挑んできます。
当初、彼はポケモンを強さだけで判断し、弱いものを切り捨てる冷酷な価値観を持っています。ポケモンを戦いの道具としか見ておらず、絆を軽視しているようです。
しかし、主人公との敗北や、チャンピオンのワタルからの諭し、ロケット団関連の出来事を経て、彼の心境に変化が訪れます。主人公の強さやポケモンとの絆を目の当たりにし、自身の考えに疑問を抱き始め、内面的な葛藤を見せるようになります。
彼の物語は、「力」と「心」の対立と成長を描いています。最初は冷酷さが際立ちますが、主人公たちとの関わりを通じて、ポケモンへの信頼や愛情の大切さに気づき始める(あるいはその可能性を見出す)変化は、物語の重要なテーマです。
単なる悪役ではなく、変化していく彼の姿は印象的です。主人公とは対照的な彼の道のりは、プレイヤーにポケモンとの向き合い方を考えさせます。
伝説のトレーナー「レッド」との最終決戦

ジョウト・カントー両地方のジムバッジ16個を集め、ポケモンリーグを制覇した主人公を待つ最後の試練。それは、シロガネやまの頂上で待つ伝説のトレーナー「レッド」との対決です。
レッドは『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』の主人公であり、前作プレイヤーにとってはかつての自分自身とも言える存在です。彼は3年前にロケット団を壊滅させ、カントー地方のチャンピオンとなった生ける伝説です。
シロガネやまの最奥で佇むレッドは、話しかけても「…………」と無言のままバトルに突入します。これは、ゲーム内で主人公が喋らないお約束を踏襲し、彼がプレイヤーが操作した「かつての主人公」という象徴的な存在であることを示しています。
レッドの手持ちは、ピカチュウ、カメックス、フシギバナ、リザードン、カビゴン、エーフィ(金銀クリスタルの場合)といった高レベルで強力なパーティです。特にピカチュウのレベルは非常に高く、最強のトレーナーにふさわしい実力です。
この戦いはポケモンリーグチャンピオン戦以上に困難で、実質的な最終ボスと言えます。前世代の伝説に現世代の主人公が挑む、世代を超えた頂上決戦です。勝利することは、主人公が伝説を超えた証となり、最高の達成感をもたらします。
主人公を待ち受けるジムリーダーとチャンピオン

主人公の冒険には、各地のジムリーダーとの戦いが不可欠です。ジョウト地方では、キキョウシティのハヤト(ひこう)から始まり、ツクシ(むし)、アカネ(ノーマル)、マツバ(ゴースト)、シジマ(かくとう)、ミカン(はがね)、ヤナギ(こおり)、イブキ(ドラゴン)まで、個性豊かな8人が待ち受けます。特にアカネのミルタンクに苦戦したプレイヤーは多いでしょう。
ジョウトのジムを制覇しポケモンリーグに挑むと、四天王とチャンピオンが待っています。ジョウト・カントー地方のチャンピオンはドラゴン使いのワタルです。彼は前作では四天王でしたが、今作ではチャンピオンに昇格。切り札はカイリューです。ワタルはストーリー中でも、いかりのみずうみやロケット団アジトで主人公と共闘する正義感の強い人物です。
カントー地方でも、ナツメ(エスパー)、エリカ(くさ)などお馴染みの顔ぶれに加え、アンズ(どく)、場所を移したカツラ(ほのお)など8人のジムリーダーが待っています。カスミ(みず)は最初ジムを留守にしているなど、3年の月日を感じさせる場面もあります。合計16人のジムリーダー、チャンピオンのワタル、そしてレッドとの戦いが、『金・銀』シリーズの冒険を彩ります。
総括:ポケモン金銀 主人公
この記事のまとめです。
- 金銀の男主人公の基本名はゴールドである
- クリスタル版で初の女主人公クリスが登場した
- HGSSでは主人公がヒビキ(男)とコトネ(女)になった
- ヒビキとコトネの名前は音に関連する言葉が由来とされる
- 主人公はワカバタウンから冒険を始める
- 最初のパートナーはウツギ博士からもらう
- 冒険の舞台はジョウト地方とカントー地方である
- HGSSでは選ばなかった主人公が友達として登場する
- ライバル(シルバー)は盗まれたポケモンを使う
- ライバルは主人公との戦いを通じて成長を見せる
- ジョウト地方には8人のジムリーダーがいる
- カントー地方にも8人のジムリーダーがいる
- ポケモンリーグチャンピオンはドラゴン使いのワタルだ
- 全てのジムバッジを集めるとシロガネ山へ行ける
- シロガネ山の頂上では伝説のトレーナーレッドが待つ
- レッドを倒すことが実質的な最終目標と言える