「ポケモン ditto」と検索してこの記事にたどり着いたあなた。不思議なポケモン、メタモンについて、もっと詳しく知りたいと思っているのではないでしょうか?
あの独特な「へんしん」能力を持つメタモンは、捕まえるのが少し大変だったり、バトルでの意外な使い方や、ポケモン育成(厳選)に欠かせない存在だったりと、多くのトレーナーにとって気になるポケモンですよね。
ポケモンGOや最新作のポケモンSV(スカーレット・バイオレット)での入手方法から、対戦での活躍、さらには色違いの情報まで、あなたが知りたい「ポケモン ditto」、つまりメタモンの全てを、この記事で余すところなく解説していきます。
- ポケモン ditto (メタモン) の基本情報と特徴
- ポケモンGOやSVなどゲームごとの入手方法
- バトルや育成(厳選・国際孵化)での使い方
- 色違いメタモンの入手確率と探し方
ポケモン ditto (メタモン) の基本と入手方法
- メタモンってどんなポケモン?能力と特性
- ポケモンGOでのメタモンの見つけ方・変身先リスト
- ポケモンSVでのメタモンの出現場所と捕まえ方
- ソード・シールド(剣盾)でのメタモン入手方法
- ダイパリメイク(BDSP)でのメタモン入手方法
メタモンってどんなポケモン?能力と特性

メタモンは「へんしんポケモン」に分類され、他のポケモンや物に変身する能力を持ちます。
最大の特徴は技「へんしん」で、相手そっくりに姿を変え、タイプ、技、HP以外の能力値(ランク補正含む)までコピーします。
ただし、集中が途切れると変身が解けることもあります。
メタモン自身の能力値は全て同じで低く(SVでは全48)、変身に依存するポケモンです。
変身しなければ非常に弱いため、戦略は変身が前提となります。
通常特性は「じゅうなん」(まひ無効)。
隠れ特性(夢特性)は「かわりもの」で、場に出た瞬間に自動で相手に変身します。
技を使う1ターンが不要なため、対戦で非常に強力です。
起源は不明ですが、ミュウとの関連性やミュウツー製造の失敗作という説もあります。
擬態して争いを避ける、独特な生存戦略を持つポケモンです。
能力 | 種族値 (SV基準) |
HP | 48 |
こうげき | 48 |
ぼうぎょ | 48 |
とくこう | 48 |
とくぼう | 48 |
すばやさ | 48 |
合計 | 288 |
特性 | 効果 |
じゅうなん | まひ状態にならない |
かわりもの | (隠れ特性) 場に出た時、目の前の相手に自動で「へんしん」する |
ポケモンGOでのメタモンの見つけ方・変身先リスト

ポケモンGOでは、メタモンはフィールド上で他のポケモンに化けて隠れています。
捕獲に成功すると「おや?」というメッセージと共に正体が判明します。
メタモンが化けているポケモンのリストは定期的に変わるため、常に最新情報の確認が必要です。
現在(※)メタモンが変身している可能性のあるポケモンリスト
ポケモン名 | ポケモン名 | ポケモン名 |
ナゾノクサ | ドガース | サイホーン |
トサキント | イトマル | ドンメル |
ビッパ | ゴチム | ユニラン |
カチコール | ヌイコグマ |
※このリストは変更される可能性があります。
効率的な見つけ方は、変身対象のポケモンを片っ端から捕まえることです。
おこうやルアーモジュール、ポケモンの巣の活用、コミュニティ情報のチェック、Pokémon GO Plus / Plus+ の利用も有効です。
イベント期間中は出現率が上がることもあります。
注意点として、メタモンはCPが低くても捕まえにくいことがあります。
ハイパーボールやズリのみを使いましょう。
この捕まえにくさとリスト変動が、メタモン探しの面白さでもあります。
ポケモンSVでのメタモンの出現場所と捕まえ方

ポケモンSVでは、メタモンはパルデア地方西側、特にマリナードタウンやチャンプルタウン周辺に出現します。
フィールド上で他のポケモンに擬態していますが、ZLボタンの「ロックオン」機能で簡単に見分けられます。
擬態したメタモンにカーソルを合わせると「メタモン」と表示されるため、バトル前に判別可能です。
近づいても反応が薄いのもヒントになります。
もう一つの入手方法はテラレイドバトルです。
星3~星6のレイドに出現し、特に星6レイドでは高個体値(最低5V)のメタモンが確定で手に入ります。
孵化厳選用の高個体値メタモンを狙うなら、星6レイド周回が最も効率的です。
メタモンレイドでは、ホストがレベルの低い攻撃技のないポケモン(例:コイキング)を出すと、メタモンが変身しても弱くなり、攻略が容易になります。
参加者は強力なアタッカーで素早く倒す連携が重要です。
フィールド探索時には、ノーマルタイプの「そうぐうパワー」が付くサンドウィッチを食べると、メタモンと出会いやすくなる可能性があります。
ソード・シールド(剣盾)でのメタモン入手方法

ポケモン剣盾でのメタモン入手は、主に「マックスレイドバトル」と「野生での遭遇」です。
高個体値メタモンを効率よく手に入れるなら、マックスレイドバトルがおすすめです。
特に星5レイドでは、最低4Vのメタモンが確定で出現します。
最も効率が良いのは、DLC「鎧の孤島」の「ワークアウトの海」にある特定の巣穴です。
ここはメタモンの出現率が高く設定されており、レイド周回に適しています。
DLCがない場合は、ワイルドエリア本島の「ストーンズ原野」にある巣穴(レアな紫の柱)で狙えます。
レイド挑戦には「ねがいのかたまり」が必要で、ワットショップで入手できます。
鎧の孤島の掘り出しオヤジでワットを稼ぎ、ねがいのかたまりを大量購入するのが効率的です。
野生では、「げきりんの湖」で特定の天候時にシンボルエンカウントで出現します。
体が小さく見落としやすいので注意が必要です。
オーラ付きの野生メタモンは個体値が高いですが、レイドより効率は劣ります。
捕獲時は弱いポケモンに変身させると楽になります。
ダイパリメイク(BDSP)でのメタモン入手方法

ダイパリメイク(BDSP)でメタモンを入手するには、殿堂入り後に全国図鑑が必要です。
入手方法は主に2つあります。
一つ目は「ポケトレ」を使う方法です。
218番道路の草むらでポケトレを使用し、メタモンとの連鎖を狙います。
連鎖数を増やすことで、高個体値(例:40連鎖で3V以上確定の可能性)や色違い(40連鎖で確率大幅アップ)、隠れ特性「かわりもの」(大きく揺れる草むら)を持つメタモンが出現しやすくなります。
連鎖維持にはコツとスプレー系アイテムが必須です。
二つ目は「地下大洞窟」です。
全国図鑑入手後、「かがやきの空洞」や「星影の大空洞」のポケモンの隠れ家に出現します。
シンボルエンカウントなので、出入りを繰り返して探しましょう。
ひみつきちにノーマルタイプの石像を置くと、出現率が上がります。
ポケトレは高難度ですが見返りが大きく、地下大洞窟は比較的気軽に挑戦できます。
どちらの方法でも、ジャッジ機能やシンクロ要員を用意すると厳選が捗ります。
ポケモン ditto (メタモン) の使い方と育成・厳選
- 対戦でのメタモン活用術(ポケモンSVなど)
- ポケモンGOでのメタモンの使い道と評価
- メタモンを使った孵化厳選の基本(6V・性格)
- 国際孵化とは?色違いメタモン・ポケモンの確率
- ポケモンカードでのメタモンの役割
対戦でのメタモン活用術(ポケモンSVなど)

対戦におけるメタモンは、隠れ特性「かわりもの」と持ち物「こだわりスカーフ」の組み合わせが主流です。
主に、相手の「積みエース」(能力上昇技で強化されたポケモン)への対策として使われます。
相手が能力を上げたところにメタモンを出すと、特性「かわりもの」で即座に変身し、上昇した能力もコピーします。
さらに「こだわりスカーフ」で素早さが1.5倍になるため、多くの場合、相手より先に行動し、強化された能力で反撃できます。
この「かわりものスカーフメタモン」は、相手に積み技の使用を躊躇させる心理的なプレッシャーも与えます。
弱点は、変身してもHPはメタモン自身の低い値のままであることです。
耐久力が低いため、努力値はHPに全振りするのが一般的です。
また、コピーした技のPPは全て5になるため、PP切れを狙われると弱いです。
「みがわり」状態の相手には変身できず、特定の特性(イリュージョン、かがくへんかガス等)にも注意が必要です。
SVではテラスタルで弱点を補う戦術も考えられます。
ポケモンGOでのメタモンの使い道と評価

ポケモンGOのメタモンは、戦闘開始時に技「へんしん」で相手の姿、タイプ、技、攻撃・防御ステータスをコピーします。
しかし、HPはコピーせず自身の低い値のままという大きな違いがあります。
このため、本編シリーズほどの活躍は難しく、評価は限定的です。
- PvP(GOバトルリーグ): HPの低さから実用的ではありません。
- ジムバトル(攻撃側): 初心者にとっては強力なポケモンを疑似体験できますが、HPが低く不安定です。
- ジムバトル(防衛側): 弱いポケモンに変身させられる弱点があり、不向きです。CPも低く、すぐにジムから追い出されがちです。
- レイドバトル: 初心者向けの選択肢にはなり得ますが、HPの低さから最適解にはなりません。
総じて、ポケモンGOのメタモンはバトルでの実用性よりも、希少性、捕獲の難しさ、スペシャルリサーチのタスク達成に価値があります。
コレクションや捕獲過程を楽しむポケモンと言えるでしょう。
メタモンを使った孵化厳選の基本(6V・性格)

孵化厳選は、理想的な能力を持つポケモンをタマゴから選び抜く作業です。
メタモンは、性別不明やオスのみのポケモンを含む、ほぼ全てのポケモンとタマゴを作れるため、孵化厳選に不可欠な存在です。
この汎用性により、様々なポケモンの厳選効率が格段に上がります。
目標の一つは高い「個体値」を持つポケモン(理想は6V)を生み出すことです。
個体値は親から子へ遺伝するため、高個体値のメタモンがいると、子が優秀になる確率が高まります。
6Vメタモンは非常に価値が高く、入手のためにレイド周回などが活発に行われます。
「性格」も重要で、特定の能力を補正します。
効率的な遺伝には以下の持ち物が必須です。
- あかいいと: 親の個体値12個からランダムに5個を遺伝させます。高個体値メタモンからのV遺伝に不可欠です。
- かわらずのいし: 持たせた親と同じ性格を100%遺伝させます。
基本的な流れは、高個体値メタモンに「あかいいと」、理想の性格の親に「かわらずのいし」を持たせ、タマゴを孵化。
生まれた子が親より優れていれば、その子を新たな親にして繰り返します。
ジャッジ機能での個体値確認が必須です。
特定の戦術(トリックルーム等)では、あえて個体値0(A0、S0)が理想とされることもあります。
国際孵化とは?色違いメタモン・ポケモンの確率

孵化厳選のもう一つの目標は「色違いポケモン」の入手です。
タマゴから色違いを効率よく狙う方法が**「国際孵化」**です。
これは、ゲーム内で設定されている言語が異なる2匹のポケモンを親にしてタマゴを作ることです。
国際孵化の最大のメリットは、色違いの出現確率が大幅に上昇する点です。
通常確率(SVでは 1/4096)が、国際孵化では約6倍の 1/683 程度になります。
さらに「ひかるおまもり」を所持していると、確率は 1/512 程度まで上がります。
条件 | 色違い確率 (SV基準) |
通常 | 1/4096 |
国際孵化のみ | 約 1/683 |
ひかるおまもり所持 | 約 1/1365 |
国際孵化 + ひかるおまもり | 約 1/512 |
この仕様により、**「海外産メタモン」**は非常に価値が高いです。
海外産メタモンが1匹いれば、自分のゲームで捕まえたどんなポケモンとも国際孵化が可能になります。
プレイヤー間での交換も盛んで、特定の合言葉を使ったメタモン交換なども行われています。
メタモン自身の色違い(水色)も存在し、入手方法はゲームによって異なります。
ポケモンGOではイベントや稀な野生出現、BDSPではポケトレ連鎖、本編では国際孵化などで狙えます。
色違い孵化の効率化には、特性「ほのおのからだ」等を持つポケモンや、タマゴパワー(SV)の活用が有効です。
ポケモンカードでのメタモンの役割

ポケモンカードゲーム(ポケカ)でも、メタモンは変幻自在な能力を反映したユニークなカードとして登場します。
単なるアタッカーではなく、デッキの柔軟性を高めるトリッキーな役割を担うことが多いです。
過去の例:
- へんしんスタート: 最初の番に山札から好きな「たねポケモン」と入れ替わり、デッキの安定性を向上させました。
- なんでもしんか (メタモン◇): 山札の好きな1進化ポケモンに直接進化でき、デッキ構築の幅を広げました(プリズムスターカード)。
- ワザのコピー: 相手のポケモンのワザをコピーし、奇襲戦術を可能にしました。エネルギーコストを満たせば強力なワザも使えます。
- Vへんげ (メタモンV): トラッシュのポケモンVと入れ替わり、状況に応じたアタッカー変更を可能にしました。
これらの効果から分かるように、ポケカのメタモンはデッキの潤滑油やワイルドカードとして機能します。
安定性向上、進化サポート、奇襲攻撃など、プレイヤーの戦略に柔軟性をもたらします。
ただし、特殊な効果ゆえに他のカードとの相互作用は複雑で、公式Q&Aの確認が必要な場合もあります。
総括:ポケモン ditto
この記事のまとめです。
- メタモンはへんしん能力を持つ唯一無二のポケモンである
- 基本ステータスは全て同じで低いがへんしん後の能力は強力だ
- 特性かわりものは対戦で即座にへんしんするため重要である
- ポケモンGOでは他の一般ポケモンに擬態して出現する
- GOでのへんしん先リストは定期的に変更されるため注意が必要だ
- GOではへんしんによってHPはコピーされない点が大きな特徴だ
- ポケモンSVではフィールド上でZLロックオン機能を使うことで擬態を見破れる
- SVや剣盾では高個体値メタモンは主にテラレイドバトルやマックスレイドバトルで入手可能だ
- BDSPでは全国図鑑入手後にポケトレ連鎖や地下大洞窟で入手できる
- 対戦ではこだわりスカーフを持たせ相手の積みエースを逆に利用するのが定石だ
- みがわり状態の相手や特定の特性を持つ相手にはへんしんできない
- 孵化厳選においてほぼ全てのポケモンとタマゴを作れるため必須級の存在である
- あかいいとで個体値、かわらずのいしで性格を遺伝させるのが孵化の基本だ
- 海外産メタモンを用いた国際孵化により色違いポケモンの出現確率が大幅に上昇する
- ポケモンカードでは変身能力を活かした多様な効果を持ちデッキの柔軟性を高める役割が多い