ポケモン御三家最強は誰?世代別のおすすめ徹底解説

「ポケモン 御三家 最強」と検索するあなたは、どの世代のどのパートナーが一番強いのか気になっていますよね。ストーリー攻略で頼りになる相棒、それとも対戦環境で活躍する実力者?

この記事では、歴代御三家をストーリーと対戦の両面から徹底比較し、世代ごとの最強候補とその理由、特性や技の影響力まで深く掘り下げていきます。

あなたにとっての「最強」を見つける旅に出ましょう。

この記事のポイント
  • ストーリー攻略と対戦環境での「最強」は異なる
  • 世代ごとの攻略おすすめ御三家を解説
  • 対戦で活躍した歴代御三家の強さの秘密に迫る
  • 現環境(レギュG)での御三家評価も紹介
目次

ポケモン御三家最強は誰?ストーリー攻略視点

  • 初代御三家:カントー冒険のおすすめは?
  • ジョウト・ホウエン編:旅を楽にする相棒
  • シンオウ・イッシュ編:攻略難易度と御三家
  • カロス~ガラル編:世代別ストーリー最強候補
  • 最新パルデア編:ストーリー攻略おすすめ御三家

初代御三家:カントー冒険のおすすめは?

初代御三家:カントー冒険のおすすめは?

カントー地方の冒険で最初に選ぶフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ。ストーリー攻略の「最強」は、序盤の相性が鍵を握ります。

フシギダネは、最初のジムリーダー・タケシ(いわ/じめん)、次のカスミ(みず)に有利な「くさ」タイプ。序盤の攻略が非常にスムーズに進みます。進化もやや早く、安定した冒険を望むならフシギダネがおすすめです。

一方、ヒトカゲは序盤で苦戦します。タケシ、カスミ共に弱点を突かれるため、他のポケモンでの補強が必要になるでしょう。しかし、最終進化系のリザードンは強力な「ほのお/ひこう」タイプで攻撃性能も高く、終盤や殿堂入り後には非常に頼もしい存在です。後の世代でのメガシンカ(X・Yの2種)やキョダイマックスといった強化もあり、人気・実力ともに高い評価を得ています。

ゼニガメは、ヒトカゲほど苦労せず、フシギダネほど有利でもない、バランス型。最終進化系のカメックスは防御力が高く、安定した戦いが可能です。

カントー御三家は後の世代で強化され、長く活躍できるポテンシャルを秘めています。序盤の難易度か、終盤のパワーや人気か、どちらを重視するかで最適なパートナーは変わるでしょう。

ジョウト・ホウエン編:旅を楽にする相棒

ジョウト・ホウエン編:旅を楽にする相棒

ジョウト地方、ホウエン地方でも御三家選びは冒険の難易度を左右します。

ジョウト地方(金・銀

チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコから選択。この世代ではチコリータが最も苦労すると言われます。「くさ」タイプは序盤のジムリーダー、ハヤト(ひこう)、ツクシ(むし)に弱く、ロケット団の「どく」タイプにも不利です。

ヒノアラシは比較的有利な相手が多く、スムーズな冒険が期待できます。最終進化系のバクフーンは素早さの高い特殊アタッカーで、リザードンと同じ種族値配分を持ち人気も高いです。

ワニノコは物理攻撃力が高く、序盤で覚える「かみつく」がゴーストタイプに有効。当時の環境では「れいとうパンチ」も習得しやすく、攻撃範囲を広げやすかったのが強みでした。最終進化系のオーダイルも力強いアタッカーです。

ホウエン地方(ルビー・サファイア)

キモリ、アチャモ、ミズゴロウが登場。特に御三家選びが攻略に大きく影響します。

キモリは素早さが高いものの打たれ弱く、序盤から中盤にかけて相性の悪い相手が続きます。

アチャモは進化すると「ほのお/かくとう」タイプに。この複合タイプは攻撃範囲が広く非常に強力で、多くのジムリーダーや四天王に有利。最終進化系のバシャーモは物理・特殊両方の攻撃が高く、ストーリー攻略で非常に頼りになります。

ミズゴロウは「ポケモン史上最もストーリー攻略が楽になる御三家」と評されることも。最終進化系のラグラージは「みず/じめん」タイプで、弱点が「くさ」4倍のみと非常に優秀。多くの相手に有利で能力値も高く、秘伝技もタイプ一致で強力に使えるため、冒険の相棒として最適です。

シンオウ・イッシュ編:攻略難易度と御三家

シンオウ・イッシュ編:攻略難易度と御三家

シンオウ地方、イッシュ地方の御三家もそれぞれ特徴があり、攻略難易度に差が出ます。

シンオウ地方(ダイヤモンド・パール)

ナエトル、ヒコザル、ポッチャマから選択。

ナエトルは最終進化でドダイトス(くさ/じめん)に。攻撃・防御は高いですが、素早さが低く、4倍弱点の「こおり」タイプを持つジムリーダー戦などで苦戦する可能性があります。

ヒコザルは進化してゴウカザル(ほのお/かくとう)になると、バシャーモと同じタイプの高速アタッカーに。攻撃・特攻・素早さがいずれも高く、ジムリーダーや四天王に有利な場面が多く、ストーリー攻略では非常に強力な選択肢とされています。

ポッチャマは最終進化でエンペルト(みず/はがね)という珍しい複合タイプに。多くのタイプを半減できますが、「じめん」「かくとう」「でんき」というメジャーな弱点も持ちます。特殊攻撃が高く、安定した活躍が期待できます。アニメでの人気も高いです。

イッシュ地方(ブラック・ホワイト)

ツタージャ、ポカブ、ミジュマルが登場。

ツタージャは最終進化系のジャローダを含め、素早さは高いものの、攻撃技の範囲がやや狭く火力不足を感じやすいです。隠れ特性「あまのじゃく」は対戦で強力ですが、ストーリーでは活かしにくく、やや上級者向けかもしれません。

ポカブは進化してエンブオー(ほのお/かくとう)に。ゴウカザルと同じ複合タイプですが、こちらは攻撃力が高い代わりに素早さが低め。イッシュ地方には他に強力な「ほのお」ポケモン(ヒヒダルマなど)もいるため、エンブオーを選ぶメリットはやや薄いかもしれません。

ミジュマルは最終進化系のダイケンキを含め、物理・特殊両方の攻撃をこなせるバランス型。突出した強みはないものの弱点も少なく、安定して冒険を進められます。「Pokémon LEGENDS アルセウス」の御三家にも選ばれています。

カロス~ガラル編:世代別ストーリー最強候補

カロス~ガラル編:世代別ストーリー最強候補

カロス、アローラ、ガラル地方でも御三家選びは重要です。

カロス地方(X・Y)

ハリマロン、フォッコ、ケロマツが登場。メガシンカが導入されました。

ハリマロンは最終進化でブリガロン(くさ/かくとう)に。物理攻撃・防御が高い反面、素早さが低く、「ひこう」や「フェアリー」に弱点を突かれ苦戦しやすいとされます。

フォッコは最終進化でマフォクシー(ほのお/エスパー)という珍しい複合タイプに。高い特殊攻撃と素早さを持ち、多くの相手に有利に戦え、ストーリー攻略では安定した選択肢です。

ケロマツは最終進化でゲッコウガ(みず/あく)に。非常に高い素早さと両刀可能な攻撃性能、多彩な技でストーリー攻略では圧倒的な使いやすさを誇ります。隠れ特性「へんげんじざい」は対戦で猛威を振るいましたが、通常特性でも十分強力です。

アローラ地方(サン・ムーン)

モクロー、ニャビー、アシマリが登場。リージョンフォームやZワザが導入。

モクローは最終進化でジュナイパー(くさ/ゴースト)に。攻撃力は高いですが、試練やぬしポケモン戦では弱点を突かれやすい場面もあります。

ニャビーは最終進化でガオガエン(ほのお/あく)に。高い攻撃力と耐久力を持ちますが、素早さは低め。隠れ特性「いかく」は対戦(特にダブル)で強力ですが、ストーリーでは限定的です。

アシマリは最終進化でアシレーヌ(みず/フェアリー)に。非常に高い特殊攻撃力と強力なタイプを持ちます。専用技「うたかたのアリア」は全体攻撃で、「仲間呼び」にも有効。ストーリー攻略では最も安定して活躍できる選択肢とされています。

ガラル地方(ソード・シールド)

サルノリ、ヒバニー、メッソンが登場。ダイマックス・キョダイマックスが特徴。

サルノリは最終進化でゴリランダー(くさ)に。攻撃力は非常に高いですが、弱点を突かれる場面も少なくありません。隠れ特性「グラスメイカー」と専用技「グラススライダー」のコンボは対戦で強力ですが、ストーリーでは活かしにくいです。

ヒバニーは最終進化でエースバーン(ほのお)に。高い攻撃力と非常に高い素早さを兼ね備えた高速アタッカー。隠れ特性「リベロ」は対戦環境を席巻しましたが、通常特性でもそのスピードとパワーはストーリー攻略で非常に頼りになり、おすすめの選択肢の一つです。

メッソンは最終進化でインテレオン(みず)に。エースバーンに匹敵する高い素早さと高い特殊攻撃力を持つ特殊アタッカー。打たれ弱いですが、先手を取って高火力で相手を倒すスタイルが得意です。

最新パルデア編:ストーリー攻略おすすめ御三家

最新パルデア編:ストーリー攻略おすすめ御三家

最新作(2024年時点)の舞台、パルデア地方ではニャオハ、ホゲータ、クワッスから選択。オープンワールドのため、選んだ御三家で序盤の進めやすさが変わります。

ニャオハは最終進化でマスカーニャ(くさ/あく)に。非常に高い素早さと物理攻撃力を持つアタッカー。専用技「トリックフラワー」は確定急所で強力です。しかし、序盤のジムリーダー(コルサ:くさ、カエデ:むし)に不利で、他のルートでも弱点を突かれやすい場面があります。人気は高いですが、攻略のしやすさでは一歩譲るかもしれません。

ホゲータは最終進化でラウドボーン(ほのお/ゴースト)に。高い特殊攻撃力と耐久力を持ちますが、素早さは低め。特筆すべきはそのタイプの優秀さで、8タイプを半減以下(ノーマル・かくとうは無効)に抑えます。これにより、3つのストーリーの多くの場面で有利に戦えます。特にノーマルタイプのジムリーダー、アオキや、かくとう組スター団に有利なのは大きな利点。ストーリー攻略を最もスムーズに進めたい場合、ホゲータが最もおすすめです。

クワッスは最終進化でウェーニバル(みず/かくとう)に。高い物理攻撃力を持ち、専用技「アクアステップ」は攻撃しつつ自身の素早さを上げる効果があります。これにより戦闘中に速くなり、相手を制圧可能。隠れ特性「じしんかじょう」も攻撃力アップに役立ちます。序盤のいわタイプのヌシポケモンに有利で、全体的に安定した活躍が期待できます。

世代地方おすすめ御三家(ストーリー攻略)理由
1カントーフシギダネ(序盤楽)、ゼニガメ(安定)フシギダネ:ジム1, 2に有利。ゼニガメ:弱点が少なく安定。ヒトカゲは序盤苦戦。
2ジョウトヒノアラシ、ワニノコヒノアラシ:有利な相手が多い。ワニノコ:攻撃力と技範囲が優秀。チコリータは苦戦。
3ホウエンミズゴロウ(最も楽)みず/じめんタイプが非常に優秀。弱点が少なく、多くの相手に有利。
4シンオウヒコザルほのお/かくとうタイプが強力。高速高火力で多くの相手に有利。
5イッシュミジュマルバランスが良く、安定して攻略を進めやすい。
6カロスケロマツ高速高火力で技範囲も広い。ストーリー攻略が非常に楽。
7アローラアシマリみず/フェアリータイプと高い特攻が強力。仲間呼びにも強い。
8ガラルヒバニー高速高火力。隠れ特性なしでもストーリーで非常に頼りになる。
9パルデアホゲータ(最も楽)ほのお/ゴーストタイプと高い耐久・特攻。オープンワールドの様々な場面で有利。

ポケモン御三家最強は誰?対戦環境での評価

  • 対戦で輝いた歴代御三家ポケモン
  • 強さの鍵:特性と専用技の影響力
  • 世代別対戦環境での強さ比較
  • 現環境(レギュG)での御三家使用率と評価
  • 結論:総合的に見て最強の御三家は?

対戦で輝いた歴代御三家ポケモン

対戦で輝いた歴代御三家ポケモン

ストーリー攻略とは異なり、対戦環境では能力値、特性、技、ルール、他のポケモンとの相性で「強さ」が評価されます。歴代御三家の中には、対戦環境で輝かしい実績を残したポケモンが多く存在します。

特に目覚ましい活躍を見せたのは、メガシンカしたリザードン(X・Y)やフシギバナ、特性「かそく」を得たバシャーモ(禁止級指定経験あり)、メガシンカしたラグラージ(雨パエース)、高速両刀のゴウカザル、隠れ特性「あまのじゃく」と「リーフストーム」のコンボが強力なジャローダ、特性「へんげんじざい」で環境を定義したゲッコウガ(禁止級経験あり)、

ダブルバトル(VGC)で圧倒的な採用率を誇るガオガエン(特性「いかく」)、隠れ特性「グラスメイカー」と専用技「グラススライダー」が強力なゴリランダー、特性「リベロ」でシングルバトルを中心に猛威を振るったエースバーン(禁止級経験あり)、隠れ特性「てんねん」で積みエースを止められるラウドボーン、高い素早さと専用技「トリックフラワー」を持つマスカーニャ などです。

これらのポケモンは、特定の世代やルールにおいて、環境の中心となるほどの力を持っていました。

強さの鍵:特性と専用技の影響力

強さの鍵:特性と専用技の影響力

対戦における御三家の強さを左右するのが、特性と専用技(または重要技)です。これらは能力値やタイプ相性を超え、ポケモンに独自の役割や戦術を与えます。

特性の影響力

「かそく」(バシャーモ)はターン終了時に素早さを上げ、止められないスイーパーに。「へんげんじざい/リベロ」(ゲッコウガ/エースバーン)は使う技のタイプに変化し、全ての技をタイプ一致で放てました(第9世代で調整)。

「いかく」(ガオガエン)は登場時に相手全体の攻撃を下げ、ダブルバトルで非常に重要。「グラスメイカー」(ゴリランダー)はグラスフィールドを展開し、自身の強化と「グラススライダー」を先制技にします。

「あまのじゃく」(ジャローダ)は能力変化を逆転させ、「リーフストーム」で特攻を上げます。「てんねん」(ラウドボーン)は相手の能力変化を無視し、積みエースを止めます。

メガシンカ特性(メガフシギバナの「あついしぼう」、メガリザードンXの「かたいツメ」、メガリザードンYの「ひでり」、メガラグラージの「すいすい」 など)も強さを大きく引き上げました。

専用技・重要技の影響力

「グラススライダー」(ゴリランダー)はグラスフィールド下で先制技に。

「フレアソング」(ラウドボーン)は攻撃しつつ特攻を上げます。「アクアステップ」(ウェーニバル)は攻撃しつつ素早さを上げます。

「トリックフラワー」(マスカーニャ)は確定急所技。「ねこだまし」(ガオガエン、ゴリランダーなど)はダブルで相手の行動を一手止めます。

「すてゼリフ」(ガオガエン)は相手を弱体化させつつ交代できます。

強力な特性や特徴的な技を持つ御三家は、対戦環境で独自の地位を築き、「最強」と評価される傾向にあります。

世代別対戦環境での強さ比較

世代別対戦環境での強さ比較

対戦環境は世代ごとに新要素(新ポケモン、技、特性、メガシンカ、Zワザ、ダイマックス、テラスタルなど)で大きく変化します。ある世代の最強が次世代でも最強とは限りません。

  • 第1~2世代: フシギバナやカメックスが一定の評価。リザードンはやや不遇。ジョウトではオーダイルが物理アタッカーとして可能性ありましたが、メガニウムは厳しい評価でした。
  • 第3~5世代: バシャーモが「かそく」を得て禁止級へ。ラグラージは安定した強さ。ゴウカザルは高速両刀アタッカーとして活躍。エンペルトの独自タイプも注目。ジャローダは「あまのじゃく」で評価が一変しトップメタに。
  • 第6~7世代(メガシンカ・Zワザ): ゲッコウガが「へんげんじざい」で環境を席巻。メガリザードンX・Y、メガフシギバナ が強化。メガラグラージは雨パエース。ガオガエンが「いかく」を得てダブル(VGC)で必須級に。アシレーヌも強力な特殊アタッカーとして評価。
  • 第8世代(ダイマックス): エースバーンが「リベロ」、ゴリランダーが「グラスメイカー」と「グラススライダー」 を得て環境トップクラスに。エースバーンは禁止級指定も。インテレオンも高速特殊アタッカーとして地位を築きました。カントー御三家のキョダイマックスも見られました。
  • 第9世代(テラスタル): 「へんげんじざい」「リベロ」が弱体化し、ゲッコウガ、エースバーン、マスカーニャの爆発力はやや抑制。ラウドボーンが「てんねん」と「フレアソング」で独自の地位を確立。ウェーニバルも「アクアステップ」と「じしんかじょう」でスイーパー性能を発揮。過去世代御三家もテラスタルで新たな可能性を見せています。

御三家の対戦での「強さ」は、世代ごとのルールやメカニズムに大きく左右され、常に変動しています。

ポケモン世代キー特性主な役割/活躍活躍した主な形式/時代
ゲッコウガ6へんげんじざい/きずなへんげ高速アタッカー、変幻自在シングル (OU/Ubers, Gen6-8)
バシャーモ3かそく積みエース、高速スイーパーシングル (Ubers, Gen5-)
ガオガエン7いかくサポート、デバフ、サイクルダブル (VGC, Gen7-)
ゴリランダー8グラスメイカー高速アタッカー、先制攻撃、展開シングル/ダブル (OU/VGC, Gen8-)
エースバーン8リベロ高速アタッカー、変幻自在シングル (OU/Ubers, Gen8)
ラグラージ(メガ)3すいすい雨エースシングル (OU雨パ, Gen6-7)
ジャローダ5あまのじゃく特殊アタッカー、起点作りシングル (OU, Gen5-)
リザードン(メガ)1かたいツメ/ひでり積みエース/特殊アタッカーシングル (OU, Gen6-7)

現環境(レギュG)での御三家使用率と評価

現環境(レギュG)での御三家使用率と評価

現在の対戦環境、特に「レギュレーションG」(禁止級伝説ポケモン1体使用可能)のダブルバトル(VGC)では、ガオガエンゴリランダーが高い評価と使用率を維持しています。

ガオガエンは特性「いかく」、先制技「ねこだまし」、交代技「すてゼリフ」によるサポート性能が、高速・高火力環境で非常に価値が高いと評価されています。1体で多くの役割をこなせるため、パーティ構築の自由度を高めます。

ゴリランダーも同様に高評価。特性「グラスメイカー」によるグラスフィールド展開は、相手のじしんダメージ半減や、ミライドンなどのエレキフィールド上書きに役立ちます。先制技「グラススライダー」は強力なみずタイプへの有効打となり、高い攻撃力と合わせて大きなプレッシャーを与えます。

これら2体は、しばしば連撃ウーラオスと組んで、「ほのお・みず・くさ」の強力なタイプ相性コアを形成し、多くのパーティで採用されています。

他の御三家では、ラウドボーンが特性「てんねん」により、特定の積みエース対策として採用されることがあります。マスカーニャも高い素早さと妨害性能を持ちますが、禁止級伝説の火力の前では耐久力の低さがネックです。

過去世代で活躍したゲッコウガやエースバーンなどは、特性の弱体化や禁止級ポケモンの存在により、現環境での活躍は限定的です。

シングルバトルでは評価が異なり、ラウドボーンやマスカーニャ、ウェーニバルなどが一定の活躍を見せていますが、ダブルのレギュGほど特定の御三家が突出している状況ではありません。

結論:総合的に見て最強の御三家は?

結論:総合的に見て最強の御三家は?

ストーリー攻略と対戦環境の両面から考察してきましたが、「この1匹が総合的に見て最強」と断言するのは困難です。「最強」の定義が、評価視点(ストーリー/対戦)、時代(世代/ルール)、役割(アタッカー/サポーター)で大きく異なるためです。

ストーリー攻略で「冒険を最も楽に進められる」なら、ホウエンのミズゴロウ(ラグラージ) やパルデアのホゲータ(ラウドボーン) が有力候補。タイプ相性に恵まれ、多くの場面で有利に戦えます。

対戦(シングル)で「環境への影響力が最も大きかった」なら、禁止級指定経験のあるバシャーモゲッコウガエースバーン が挙がります。これらは一時代の環境を定義しました。「あまのじゃく」のジャローダも独自の戦術で長年活躍しています。

対戦(ダブル/VGC)で「最も採用され、影響を与え続けている」なら、ガオガエンが筆頭候補。そのサポート性能は他の追随を許しません。ゴリランダーもグラスフィールド展開と先制技で高い評価を維持しています。

このように、視点や時代によって最強の御三家は異なります。リザードンのようにストーリー序盤は苦戦するが、メガシンカで対戦で花開き人気を誇るポケモンもいます。ラグラージのようにストーリー攻略最強クラスで、メガシンカすれば対戦でも活躍できるポケモンもいます。

最終的にどの御三家を「最強」と考えるかは、プレイヤーそれぞれの価値観や重視する側面によって変わるでしょう。

総括:ポケモン 御三家の最強は?

この記事のまとめです。

  • 「ポケモン 御三家 最強」の答えは一意に定まらない
  • ストーリー攻略での最強はゲームバランスやタイプ相性に依存する
  • ホウエンのミズゴロウやパルデアのホゲータは攻略が楽との声が多い
  • カントーではフシギダネが序盤有利だがヒトカゲも人気と最終的な強さを持つ
  • ジョウトのチコリータやイッシュのツタージャは苦戦しやすいとされる
  • 対戦環境での最強は世代やルール、役割によって大きく異なる
  • 特性が強さを左右する要因として極めて重要である
  • 「かそく」のバシャーモは禁止級の強さを見せた
  • 「へんげんじざい」「リベロ」のゲッコウガ、エースバーンは一時代を築いた(後に調整)
  • 「いかく」「ねこだまし」「すてゼリフ」を持つガオガエンはダブルバトルで必須級の活躍
  • 「グラスメイカー」と「グラススライダー」のゴリランダーも対戦で猛威を振るう
  • メガシンカはリザードン、フシギバナ、バシャーモなどの評価を大きく変えた
  • 現環境(レギュG)ではガオガエン、ゴリランダーの採用率が高い
  • ラウドボーンやマスカーニャも現環境で見られる場合がある
  • 最強の定義はプレイヤーの目的(ストーリーか対戦か)によって変わる
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この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

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