ポケモンスカーレット・バイオレット(以下、ポケモンSV)に登場するドラゴンタイプのポケモンは、高いステータスや強力な技を持つため、初心者にとって手強い存在です。
しかし、ドラゴンタイプにはきちんと「弱点」があり、それらを理解すれば恐れる必要はありません。本記事では、「ポケモン ドラゴン 弱点」というテーマで、ドラゴンタイプの特徴や弱点、そして効果的な対策方法を初心者向けにわかりやすく解説します。
ストーリー攻略で困ったときのドラゴン対策から、対人戦(PvP)での戦い方のポイントまで幅広く網羅していますので、ぜひ参考にしてください。
ポケモン スカーレット・バイオレットにおけるドラゴンタイプの弱点とは?
まずは、ポケモンSVにおけるドラゴンタイプの基本情報と弱点について整理します。ドラゴンタイプのポケモンがどんな特徴を持ち、どのタイプの攻撃が弱点になるのかを確認しましょう。
ドラゴンタイプの特徴と強み
ドラゴンタイプのポケモンは、伝説ポケモンや最終進化系(いわゆる600族など)に多く存在し、種族値(ステータス)が全体的に高い傾向があります。
攻撃・特攻・耐久いずれも優秀なポケモンが多く、物語の後半や対戦環境でも活躍する強力なタイプです。例えば、パルデア地方(SVの舞台)では終盤に登場するセグレイブ(バクスカリバー)や、過去作から登場するカイリューやガブリアスなど、ドラゴンタイプには手強い相手が揃っています。
また、ドラゴンタイプは「ほのお」「みず」「くさ」「でんき」といった主要タイプの技に耐性を持ちます 。これら4タイプの攻撃は半減で受け止めることができるため、弱点を突かれにくく場持ちが良いのも強みです。
例えば、じめんタイプの弱点であるみず技や、はがねタイプの弱点であるほのお技もドラゴンには効果いまひとつなので、幅広いタイプに対して強気に立ち回れるでしょう。
ただしドラゴンタイプにも欠点はあります。
ドラゴンタイプの技はフェアリータイプのポケモンに無効となり、一切ダメージを与えられません。つまり、ドラゴンタイプだけで固めた戦術はフェアリータイプ相手に通用しないリスクがあります。
このように「攻撃面では万能ではない」という点は覚えておきましょう。また、ドラゴンタイプは同じドラゴンタイプの技で弱点を突かれるため、お互いドラゴン同士の戦いになると一瞬で大ダメージが飛び交う危険な殴り合いになります。高い攻撃力ゆえにミラー対面(同タイプ対決)は派手ですがリスクも大きい点には注意が必要です。
ドラゴンタイプの弱点となるタイプ
結論から言うと、ドラゴンタイプの弱点は大きく3つのタイプ――こおり、ドラゴン、フェアリーです。これら3タイプの技で攻撃されたとき、ドラゴンタイプのポケモンは通常の2倍のダメージ(効果はばつぐん)を受けます。以下にドラゴンタイプが苦手とするタイプをまとめました。
弱点を突けるタイプ | ダメージ倍率 | 補足ポイント |
---|---|---|
こおりタイプ | 2倍 (効果抜群) | 多くのドラゴンが飛行/地面との複合でこおり4倍弱点の場合あり |
ドラゴンタイプ | 2倍 (効果抜群) | ミラーマッチは諸刃の剣:自分も弱点を突かれる点に注意 |
フェアリータイプ | 2倍 (効果抜群) | 最大の天敵:弱点を突けるうえ、ドラゴン技を無効化できる ([〖ポケモンSV〗ドラゴンタイプとは?弱点・天敵はフェアリータイプ |
ドラゴンタイプにとって特に脅威なのがフェアリータイプです。フェアリー技から2倍ダメージを受けるだけでなく、前述の通りドラゴン側の攻撃は一切通らない(無効化される)ため、フェアリータイプのポケモンを前にすると打つ手が限られてしまいます)。フェアリーはまさにドラゴンの「天敵」と言えるでしょう。
次にこおりタイプですが、こちらもドラゴンに効果抜群です。
さらにドラゴンタイプの多くは二つ目のタイプとして「ひこう」や「じめん」を持つことが多く、その場合こおり技で4倍のダメージとなります。
例えば、オンバーン(ドラゴン/ひこう)やボーマンダ(ドラゴン/ひこう)、ガブリアス(ドラゴン/じめん)などはこおりタイプの技で弱点を突かれると一撃で倒されかねないほどの大ダメージになります。このようにこおり技はドラゴン対策として非常に強力ですが、一方で注意点もあります(後述します)。
最後にドラゴンタイプ自体もドラゴンの弱点です。同タイプ同士で効果抜群となるのはドラゴンとゴーストくらいで、ドラゴンタイプ同士の戦いは互いに大ダメージを与え合う展開になります。
「ドラゴンタイプの弱点をドラゴンで突く」戦法は威力こそ十分ですが、相手からも弱点を突かれるハイリスクな戦法です。自分のドラゴンポケモンが相手より遅い場合や耐久に自信がない場合、安易に突っ張るのは危険なので注意しましょう。
なお、ドラゴンタイプの中には複合タイプ(サブタイプ)によって弱点が変化するポケモンも存在します。例えばドラミドロ(どく/ドラゴン)のようにどくタイプを持つドラゴンは、フェアリータイプの技を等倍で受けるためフェアリーが弱点ではありません。またタツゲキキ…ではなくタツキリ(みず/ドラゴン)のようにみずタイプを併せ持つ場合は、みずタイプがこおり技を半減するためこおりタイプが弱点ではなくなります(ドラゴン/みずは弱点がドラゴンとフェアリーのみ)。
このように相手のポケモンがドラゴン+別のタイプの場合、そのサブタイプによって弱点のタイプが一部異なることも覚えておきましょう。基本は「ドラゴンに効果抜群=こおり・ドラゴン・フェアリー」ですが、例外もあり得る点に留意してください。
弱点を突ける技とおすすめポケモン
ドラゴンタイプの弱点となる3タイプ(こおり・ドラゴン・フェアリー)を活かして攻撃することで、効率よくドラゴンポケモンを倒すことができます。ここでは、それぞれのタイプの代表的な技やおすすめのポケモンを紹介し、どう活用するかを解説します。
■ こおりタイプの技で攻める
こおりタイプの技はドラゴンに対し効果抜群であり、中でもれいとうビームやふぶきなどは高い威力を誇るためおすすめです。
多くの水ポケモン(例: ミズガメ(水/地面タイプのガマゲロゲなど))や一部のノーマルポケモンも、技マシンでれいとうビーム等を習得可能です。手持ちにこおりタイプのポケモンがいなくても、これらの汎用性の高い技を覚えさせておけばドラゴン対策になります。
もちろん、セグレイブ(ドラゴン/こおり)やユキノオー(くさ/こおり)のような純粋にこおり技の威力を上げられるポケモンを使うのも良いでしょう。こおりタイプのポケモンならつららおとしやこおりのつぶてといった物理技で弱点を突く戦い方も可能です。
例えば攻撃の高いセタイタダ…ではなくハルクジラ(こおり単タイプ)に「こおりのつぶて」(先制技)を覚えさせれば、高速なドラゴン相手にも先手で弱点を突けます。
ただし後述するように、ドラゴンポケモン側もほのお技で反撃してくる場合があるため、こおりタイプのポケモンを使うときは相手のサブウェポン(サブ技)に注意が必要です 。
■ フェアリータイプの技で攻める
ドラゴン対策として最も安全で安定感があるのがフェアリータイプの技を使うことです。ムーンフォース(特殊技)やじゃれつく(物理技)といったフェアリー技はドラゴンに効果抜群を取れるうえ、フェアリータイプのポケモンであれば相手のドラゴン技を無効化できます。
例えば、ニンフィア(フェアリー単タイプのイーブイ進化系)は高い特攻から繰り出すムーンフォースで大ダメージを与えつつ、相手のドラゴン技は受け流せます。同様に、マリルリ(水/フェアリー)は高いHPと「ちからもち」の特性でじゃれつくを叩き込み、なおかつドラゴン技は無効と非常に心強い存在です。フェアリータイプ以外でも、例えばエルレイド(エスパー/かくとう)のようにじゃれつくを覚えるポケモンもいるため、パーティにフェアリータイプがいない場合はフェアリー技をサブで扱えるポケモンを探してみると良いでしょう。
さらにポケモンSVで新登場したデカヌチャン(はがね/フェアリー)はフェアリー技で攻撃でき、しかもはがねタイプのおかげでこおりやドラゴン技を半減するためドラゴン狩りにうってつけです。このようにフェアリー技はドラゴンに対して攻防両面で有利なので、初心者でも扱いやすい対策と言えます。
■ ドラゴンタイプの技で攻める
自身もドラゴンタイプのポケモンを使って、ドラゴン技で弱点を突く戦法もあります。例えばドラパルト(ドラゴン/ゴースト)やサザンドラ(あく/ドラゴン)といった強力なドラゴンポケモンを育てているなら、りゅうせいぐんやドラゴンクローといったドラゴン技で相手ドラゴンを倒すことは十分可能です。
特にりゅうせいぐんは特殊技とはいえ威力130もある超強力な技で、一撃で相手を倒せる場面も多いでしょう。ただし何度も強調しているように、ドラゴン対決は相手からも弱点を突かれるリスクがあります。
相手のほうが速い場合は先に大技を受けて倒される恐れがありますし、そうでなくてもお互いに大ダメージを受けるため後続に響く可能性があります。そのため、この戦法は自分のドラゴンが相手より素早く動ける、あるいは一撃では倒れない耐久があるなどの自信があるときに選択しましょう。
例えば自分のドラゴンにこだわりスカーフを持たせて先手を取る、マルチスケイル(カイリューの特性)で初撃の被ダメージを抑える、といった工夫が考えられます。また、ドラゴン技ばかりに頼っていると相手がフェアリータイプだった場合に詰んでしまうので、サブウェポンに他のタイプの技を入れておくことも重要です。
いずれにせよ、ドラゴンでドラゴンを倒す戦法は上級者向けであり、初心者の方には無理に狙う必要はありません。基本は上述したこおり技やフェアリー技で安全に攻略することをおすすめします。
ストーリー攻略におけるドラゴン対策
ポケモンSVのストーリーモード(冒険・ジム攻略など)でドラゴンタイプの強敵と戦う場面では、あらかじめ弱点を突けるポケモンや技を用意しておくことが肝心です。ストーリー中盤まではドラゴンタイプの敵は少ないですが、終盤になるとドラゴン使いの強敵が現れます。
特に四天王(ポケモンリーグ)のハッサク戦はドラゴンタイプ尽くしのバトルです。
ハッサクは手持ちをドラゴンタイプで統一しており、例えばオンバーン(ドラゴン/ひこう)やアップリュー(ドラゴン/くさ)といったこおり4倍弱点のポケモンもいれば、ドラミドロ(ドラゴン/どく)のようにフェアリー技が効かない(等倍になる)ポケモンも使ってきます。
そのため、ハッサク戦ではこおりタイプの技を持つポケモンとフェアリータイプのポケモンの両方を用意しておくと万全です。例えば、オンバーンやアップリューにはれいとうビームで一撃を狙い、ドラミドロにはエスパー技やこおり技で対処するといった具合に、相手ごとに適した弱点技を使い分けましょう。
幸いストーリー中では、ハッサクと戦う前に氷のジムやフェアリーのスター団アジトなども攻略しているはずです。その過程で入手した技マシン(例えば「れいとうビーム」や「じゃれつく」)や、育成したポケモン(例えばジムリーダーからもらえるシンボラー(エスパー/ひこう)はれいとうビーム可、フェアリー組成のブロロン(毒/鋼)は違うか)の力をドラゴン対策にも転用できます。
また、ストーリー攻略ではレベルを上げてゴリ押しする戦法も有効です。ドラゴンタイプは確かに強力ですが、タイプ相性を無視できるほどではありません。
こちらのポケモンのレベルをしっかり上げ、弱点を突ける技で攻撃すれば、たとえ伝説級のドラゴン相手でも押し切ることが可能です。回復アイテムも豊富に使えるのがストーリーの利点です。ピンチになったら迷わずいいキズぐすりやげんきのかけらで立て直しましょう(対戦では道具使用不可ですが、ストーリーならではの戦術です)。特にドラゴン戦では、相手の高火力でこちらもダメージを受けやすいので、こまめな回復が肝心です。
さらに、ストーリーではテラスタルも積極的に活用してください。テラスタルは1バトルに1回使える切り札で、自分のポケモンを特定のタイプに変化させることができます。例えば、フェアリーテラスタルを持つポケモンなら、テラスタルすることで一時的にフェアリータイプになり、ドラゴン技を無効化&フェアリー技で反撃という芸当も可能です。
ストーリー中盤以降でテラスタルの使い方に慣れてきたら、「次の強敵はドラゴン使いだから、このポケモンをフェアリータイプにテラスタルさせて戦おう」のように事前に作戦を練っておくと勝率が上がります。実際、ハッサク戦でもフェアリーテラスタルのミミッキュ(ゴースト/フェアリー)やニンフィアがいればかなり楽に攻略できるでしょう。
最後に、ストーリー攻略では相手が交代してこない点も味方します。対戦ではこちらがフェアリーを出した途端に相手がドラゴンを引っ込める…といった駆け引きがありますが、NPCのトレーナーは基本的に手持ちポケモンを自発的に交換しません。そのため弱点を突けるこちらのポケモンで押し切りやすいのです。ドラゴンタイプに有利なポケモンを先頭に出しておけば、そのまま最後まで倒し切れるケースも多々あります。
ストーリーでは遠慮なく自分の有利タイプで畳み掛けましょう。タイプ相性の知識を存分に活かせる場面と言えますね。
対戦(PvP)におけるドラゴン対策
オンライン対戦や友達とのバトルなど、プレイヤー同士の対戦(PvP)においてドラゴンタイプと相対するときも基本的な弱点は同じですが、ストーリーとは違った難しさがあります。対戦環境でドラゴンタイプを攻略する際のポイントを押さえておきましょう。
まず、相手も対策を講じてくる点に注意が必要です。プレイヤーは弱点を突かれることを見越して戦術を組んできます。例えば、ドラゴンタイプの代表格であるガブリアスは4倍弱点のこおり技対策としてヤチェのみ(初回だけ氷技のダメージ半減のきのみ)を持たせていることがあります。
この場合、こちらのれいとうビームではガブリアスを倒しきれず、返しの攻撃で逆転される恐れがあります。同様に、サザンドラやボーマンダといったドラゴンにはほのおタイプのサブ技(だいもんじ、かえんほうしゃ等)を採用して、こちらのフェアリー・こおりポケモンを焼き払おうとする戦術が一般的です。
さらにパルデア地方のドラゴンポケモンにはドラゴンダンス(攻撃・素早さアップ)を覚えるポケモンも多く、対策が遅れると一気に能力を上げられて全抜きされる危険もあります。対戦ではこのように相手が弱点克服の手段を持っている前提で行動しましょう。
次に交代(ポケモンを入れ替える判断)が重要になります。ストーリーでは相手が交代しないため出し勝ちのまま押せましたが、対戦相手は不利と見るやドラゴンポケモンを引っ込めてくることが多いです。こちらが弱点を突けるフェアリータイプを繰り出した途端、相手はドラゴンを温存しはがねタイプのポケモンに交代、なんてことも日常茶飯事です。
ですから、ドラゴン対策のポケモン1体だけで安心していると、相手の交代によって形勢が変わる可能性を常に考えなくてはなりません。例えば、フェアリータイプのニンフィアで相手のドラゴンを倒そうとしても、相手がニンフィアに強いハッサム(むし/はがね)に交代してきたら逆にこちらが不利になります。このため、対戦では相手の手持ち全体を見渡した総合的な戦術が必要です。
ドラゴン1体に勝つことだけに囚われず、「ドラゴンを下げさせてから次に何が出てくるか?」「相手の残りポケモンでこちらのフェアリーを止めに来るならそれにどう対応するか?」まで考えておきましょう。
また、複合タイプのドラゴンにも気を配る必要があります。先ほどのストーリー攻略ではドラミドロ(どく/ドラゴン)の例を挙げましたが、対戦でも複合ドラゴンは多く存在します。
例えばチルタリス(ドラゴン/ひこう)なら4倍こおり弱点、ヌメルゴン(ドラゴン/はがねのような耐久特化ポケモン)なら特殊耐久が高く一撃で倒しにくい、ジヘッド…ではなくサザンドラ(あく/ドラゴン)ならフェアリー4倍弱点だけど高火力、等々それぞれ癖があります。
特に最近の対戦環境では、ドラゴンテラスタル(後述)の存在もあり、一見弱点があるようでいて簡単には倒せない場面も出てきます。例えばカイリュー(ドラゴン/ひこう)は本来こおり4倍弱点ですが、「マルチスケイル」の特性でHP満タンならダメージ半減するため、まず1発では落ちません。
さらに持ち物「じゃくてんほけん」で弱点攻撃を受けたのを機に攻撃力を上げ、一気に反撃してくる型もあります。ドラゴンタイプは弱点を突けば楽勝…と思いきや、対戦では一筋縄ではいかないことも多いのです。
そんなドラゴン対策として有効なのがステルスロックなどの補助戦術です。例えば相手のドラゴンがマルチスケイル持ちのカイリューであれば、こちらの場にステルスロックを撒いておくことで登場時にマルチスケイルを無効化できます。すると、次に繰り出したこおり技で一撃で倒せる可能性が高まります。
また、でんじはやこごえるかぜなどで相手ドラゴンの素早さを下げ、こちらが先制できる状況を作るのも有効です。ドラゴンタイプは素早いポケモンも多いので、まひ状態にしたりしんそく(先制技)持ちで対抗したりして、先手を取れる状況を作ることが重要になります。対戦ではこのように直接弱点を突く以外の間接的な対策も組み合わせて、確実にドラゴンを仕留める体制を整えましょう。
最後に、対戦ではテラスタルの駆け引きも頭に入れておきます。次のセクションで詳しく述べますが、相手のドラゴンポケモンが突然テラスタルしてタイプを変えてくることがありえます。例えば相手のドラパルトがフェアリーテラスタルを切ってこちらのドラゴン技を無効化し返り討ちにするといったケースです。
逆に、こちらも対戦ではテラスタルを使えるため、「どうしてもこの局面でドラゴンを倒したい!」というときはタイプ一致の弱点技で火力を底上げするのも手です。対戦環境ではお互い切り札を持っていることを意識し、相手が何をしてくるか予測しながら動くようにしましょう。
ポケモンのドラゴンタイプの弱点を活かした戦い方
ここからは、ドラゴンタイプの弱点を踏まえた具体的な戦術やテクニックについて紹介します。ポケモンSVならではのおすすめポケモンやテラスタルの活用法、さらに実戦で役立つ対策を掘り下げていきます。弱点を知るだけでなく、それをどう活かして勝利に繋げるかを考えてみましょう。
ドラゴン対策におすすめのポケモン
ドラゴンタイプのポケモンを倒すには、適切なポケモン選びが重要です。ここでは、ポケモンSVにおいてドラゴン対策として頼りになるおすすめポケモンをいくつかピックアップして紹介します。初心者でも入手しやすく、扱いやすいポケモンを中心に挙げているので手持ちを強化する際の参考にしてください。
- マリルリ(水/フェアリー) … 進化前のマリルから序盤で入手しやすく、最終進化のマリルリは「ちからもち」で攻撃力が2倍になる特性を持ちます。高いHPとそこそこの防御で耐久もあり、じゃれつく一発でドラゴンを沈めるアタッカーです。さらに水タイプでもあるため、ドラゴンに多いほのお技を半減できる点も優秀です。ストーリーのドラゴン戦から対戦まで幅広く活躍します。
- ニンフィア(フェアリー単) … イーブイからフェアリータイプで進化させるニンフィアは、特攻が高くムーンフォースなど特殊技でドラゴンを攻めるのに適しています。あまえるで攻撃を下げたり、「メロメロボディ」の特性で相手をメロメロ状態にしたりと、耐久も活かした立ち回りが可能です。ドラゴン技は無効なので安全に後出しできる点も初心者にとって扱いやすい理由です。
- デカヌチャン(はがね/フェアリー) … ポケモンSVで新登場したドラゴンキラーとも言えるポケモンです。フェアリータイプなのでドラゴン技無効、さらに鋼タイプを併せ持つためこおり技やどく技も半減します。専用技のギガトンハンマーは非常に高威力(威力160の鋼物理技)で、ドラゴンだけでなく幅広い相手を粉砕できます。入手は中盤以降ですが育てる価値は十分で、攻守ともにドラゴンに滅法強い頼もしい存在です。
- ハルクジラ(こおり単) … 雪原地帯で登場する純こおりタイプのポケモンです。HPと攻撃が高く、こおりタイプとしては珍しく耐久寄りの種族値配分になっています。こおりのつぶてやつららばり(連続技)など有用な物理氷技を覚え、ゆきがくれで天候「あられ」(SVでは「ゆき」)時に回避を上げることも可能。ドラゴン対策としては4倍弱点を突く火力役として申し分なく、ストーリー終盤のドラゴン戦で活躍できます。ただし素早さが低めなので、対戦ではでんじは等でサポートするか、こだわりスカーフで補うなど工夫しましょう。
- ミミッキュ(ゴースト/フェアリー) … アローラ地方出身ですがSVにも登場します。フェアリータイプとしてドラゴン無効&じゃれつく習得に加え、特性ばけのかわで一度だけ相手の攻撃を無効化できます。これにより安全に場に出て行動できるため、対戦でも重宝されるポケモンです。攻撃面ではドラゴンに弱点を突け、守りでは1回分の行動保証があるので、初心者でも扱いやすく強力なドラゴンキラーと言えます。
- トドロクツキ(ドラゴン/あく)・ハバタクカミ(ゴースト/フェアリー) … これらはいわゆるパラドックスポケモン(過去・未来の姿の特別なポケモン)で、入手はストーリー終盤~クリア後になりますが、その分非常に強力です。トドロクツキ(古代のボーマンダ)はドラゴン/あくタイプでフェアリー4倍弱点とリスクもありますが、圧倒的な攻撃力と素早さで他のドラゴンを蹂躙できます。一方ハバタクカミ(古代のムウマージ)はゴースト/フェアリーでドラゴンに滅法強く、高い特攻から繰り出すムーンフォースでほとんどのドラゴンを一撃圏内にできます。これらは上級者向けですが、パーティに加えられれば対ドラゴン戦の切り札となるでしょう。
以上のように、ドラゴン対策にはフェアリータイプやこおりタイプを中心に据えたポケモンが有効です。手持ちのポケモンに苦手なドラゴンがいる場合(例えばくさタイプばかりでドラゴンに打点が無い等)は、上記のようなポケモンを新たに仲間にして育成してみるのも良いでしょう。
ポケモンSVはオープンワールドで色々なタイプのポケモンを自由に捕まえに行けるので、ドラゴンに勝てないと感じたら一度寄り道して対策ポケモンを探すのも攻略法の一つです。
テラスタルを活用したドラゴン対策
ポケモンSV独自のバトル要素であるテラスタル(結晶化)は、ドラゴンタイプの対策としてもうまく使うことで戦況を覆す強力な手段になります。ここではテラスタルを活かしたドラゴン対策のアイデアを紹介します。
■ 弱点タイプへのテラスタルで奇襲をかける
テラスタルを使うと、ポケモンは自分の「テラスタイプ」に変身し、そのタイプの攻撃火力が上がります(タイプ一致ボーナスが2倍になる)。この仕組みを利用して、普段ドラゴンに弱点を突けないポケモンが奇襲を仕掛けることが可能です。
例えば、ノーマルタイプのポケモンがテラスタルでこおりタイプに変化し、テラバースト(氷)で攻撃すれば、相手のドラゴンは不意の弱点攻撃を受けることになります。この戦法は「普段こおり技を使わないポケモンが急にこおり技で攻撃してくる」状況を作れるため、対戦でも相手の意表を突きやすいメリットがあります。
例えばハッサム(むし/はがね)のようなポケモンにこおりテラスタルを切らせ、テラバーストでガブリアスを倒す…といった逆転劇も理論上可能です。ストーリー攻略においても、テラスタルでタイプを変えて弱点を突く戦法は有効で、手持ちに適切なタイプがいない場合の切り札になります。
「自分のパーティにフェアリーもこおりもいない…」というときは、テラスタルのタイプ次第で疑似的に弱点を突けるアタッカーを作り出せることを思い出してください。
■ 防御目的のテラスタルで耐久を上げる
テラスタルは攻めだけでなく守りにも使えます。もし自分のポケモンがドラゴンタイプの強力な一撃を受けそうなとき、耐性のあるタイプにテラスタルすることで被ダメージを大幅に抑えられます。
例えば、こちらのポケモンがじめんタイプで相手のドラゴン技を受けるとしましょう。本来ドラゴン技は等倍ですが、ここではがねテラスタルを発動すればドラゴン技を半減にできます(はがねタイプはドラゴン技を0.5倍に軽減)。実際、ドラゴンタイプを使うプレイヤー側でも自分のドラゴンポケモンをはがねテラスタルさせて弱点を消す戦術がよく取られます。
はがねタイプになればフェアリー・こおり・ドラゴンの三すくみ全てを半減以下に抑えられるため、もはやドラゴンの弱点が存在しない状態を作れるわけです。
これを逆手に取り、こちらも防御的テラスタルでドラゴンの攻撃を耐え、次の反撃につなげることができます。極端な例では、フェアリータイプのポケモンをあえてどくテラスタルさせて耐久を上げる(フェアリー→どくでドラゴン技は等倍になるが、元フェアリーなのでドラゴン無効が失われる点は注意)なども考えられます。要は相手のドラゴンの攻撃を耐えるためなら臨機応変にテラスタルしてしまおうという発想です。
テラスタルは一度使うとそのポケモンは倒れるまで元に戻れないため勇気が要りますが、ここぞという場面では防御テラスタルで形勢を立て直すのも勝利への鍵となります。
■ 相手のテラスタルを見越した立ち回り
対戦では相手もテラスタルを使うことを忘れてはいけません。ドラゴンタイプのポケモンが別のタイプにテラスタルして弱点を消してくるケースは多々あります。
有名なのはカイリューのノーマルテラスタルで、「しんそく」(ノーマル技)の火力を上げつつ本来の4倍弱点だったこおりを等倍に、フェアリー弱点も消すという動きです。またサザンドラのはがねテラスタルも流行し、フェアリー4倍弱点を帳消しにしてしまう戦術が見られました。
こうした相手のテラスタルを予測・ケアしながら戦うのも上級テクニックです。例えば相手のドラゴンが残り1体になった局面でテラスタル権を温存している場合、「最後にテラスタルして弱点を覆してくるかもしれない」と考えます。その際、こちらも敢えて即座に弱点技を撃たず様子を見るプレイングも選択肢です(例:明らかにフェアリー技で倒せる場面だが、相手が鋼テラスタルしてくる読みで一度別の行動をする)。
もっとも読みが外れるリスクもあるため、この辺りは経験と度胸が問われます。ただ、念頭に置いておくだけでも不意のテラスタルにも慌てず対応できるでしょう。ストーリーでも、一部の強敵トレーナーは最後の一体をドラゴンテラスタルさせてくることがあります。
その場合、テラスタル後は純ドラゴンタイプになるため、改めてこおり・ドラゴン・フェアリーの弱点を突き直すことになります。「相手のテラスタルでタイプ相性がどう変わったか?」を冷静に判断し、引き続き有利を取れる技を選びましょう。
ドラゴン技を受けるときの注意点
ドラゴンタイプのポケモンを相手に戦う際は、こちらが攻めるだけでなく相手の攻撃をどう受けるかも重要です。ドラゴンタイプの技は一撃の威力が高いため、受け出しや耐久にも工夫が求められます。ここではドラゴン技を受ける際の注意点や対処法を解説します。
■ 強力なドラゴン技に備える
ドラゴンタイプにはりゅうせいぐん(特殊攻撃・威力130・命中90)やげきりん(物理攻撃・威力120・2~3ターン連続攻撃)など破格の高威力技があります。これらをまともに受けると等倍でも致命傷となりかねません。
ですので、基本的にはドラゴン技を半減以下で受けられるポケモンに任せるのが定石です。具体的にははがねタイプやフェアリータイプのポケモンです。はがねタイプならドラゴン技を半減できますし、フェアリータイプなら無効化できます。例えば、相手のサザンドラがりゅうせいぐんを撃ってきそうな場合、こちらはハッサム(虫/鋼)やトリルジュ…ではなくブリムオン(エスパー/フェアリー)に交代することで被害を抑えられます。
逆に、ドラゴン技を等倍で受けるタイプ(例: ほのお、みず、じめん等)のポケモンを安易に後出しすると、一瞬で倒される恐れがあるので避けましょう。特にげきりんは連続で攻撃されるため、後出しで受けてそのまま連打で倒される危険があります。相手のドラゴンが強力なドラゴン技を持っている前提で立ち回り、受け出すポケモンの選択を間違えないように注意しましょう。
■ デバフや状態異常を活用
どうしてもドラゴン技の火力が受けきれないと判断した場合は、相手の火力を削ぐ手段を講じるのも有効です。例えばいかく特性を持つポケモンで場に出て相手の物理攻撃を下げる、あまえるやこわいかおで攻撃・素早さを下げるなどです。特にドラゴンタイプは攻撃寄りのステータスなことが多いので、攻撃ダウンの効果は大きいです。
ガブリアスやカイリューが相手なら、こちらのギャラドスやクエスパトラ(いかく持ち)で場に出て威嚇を入れるだけでも、げきりん等の被ダメージをかなり抑えられるでしょう。またでんじはでまひさせれば相手の素早さが下がり行動不能になる可能性もあり、結果として受ける攻撃回数を減らせます。
やけども物理攻撃力を半減させるので、ドラゴンに対して効果的です。耐久に自信のないポケモンでドラゴン技を受けるときは、できるだけこれらのデバフ・状態異常を活用してから受けるようにすると安心です。
■ 交代読みの高火力に注意
対戦においては、こちらがドラゴン対策の鋼・フェアリーに交代してくることを読んで相手が別の技を撃ってくる場合があります。例えば、相手のドラゴン(例えばサザンドラ)がこちらのフェアリー交代読みでヘドロばくだん(どく技)を選択し、交代出しのフェアリーが逆に大ダメージ…というケースです。このような読み合いは上級者のバトルでよく見られます。ですので、「相手の○○はきっとドラゴン技を撃ってくるから鋼タイプに交代しよう」と単純に動くと痛い目に遭うことも。
一手先を読み、「ここで安易に鋼に引くと読まれるかも?」と感じたら踏みとどまる勇気も時には必要です。もっとも、初心者のうちは深読みしすぎても混乱するので、基本は素直に弱点を突けるor耐性のあるポケモンに交代で問題ありません。
ただ、「ドラゴン対策で出したフェアリーが返り討ちに遭うこともある」頭の片隅に置き、相手の技構成や動きを観察するようにしましょう。ストーリーではそこまで高度な読み合いは不要ですが、対戦では相手もこちらの交代を読む可能性がある点を覚えておいてください。
ドラゴンタイプを倒しやすい戦術
最後に、ドラゴンタイプのポケモンを効果的に倒すための戦術をいくつか紹介します。弱点を突く以外にも、工夫次第でドラゴン攻略を楽にする方法がありますので、自分の戦い方に取り入れられそうなものがあれば試してみてください。
■ 壁展開で味方をサポートする
ドラゴンタイプの高火力をいなして安全に弱点を突くために、ひかりのかべやリフレクターを事前に張っておく戦術があります。いわゆる「壁展開」です。これらの技を使うと5ターンの間、特殊または物理攻撃の被ダメージを半減できます。
ドラゴン技は特殊も物理も両方強い技があるため、相手の技傾向を見て壁を選択しましょう。例えば特殊型のドラゴン(サザンドラやトゲキッス〈ドラゴンではないがドラゴン技持ち〉など)が予想されるならひかりのかべを、物理型ドラゴン(ガブリアスやパオジアン〈ドラゴンではないが氷〉)ならリフレクターを張ります。壁要員としてはソウブレイズ(ほのお/ゴーストのグレンアルマ)やサーナイト、エーフィなどが適任です。
壁を張った後にフェアリーやこおりアタッカーを出せば、たとえ弱点でなくとも相手の攻撃を耐えつつこちらの弱点技で倒しきるプランが立てやすくなります。壁+弱点技で安全かつ確実にドラゴンを仕留める作戦は、ストーリーでも対戦でも有効です。
■ 天候「ゆき」を活用する
ポケモンSVでは天候「あられ」が「ゆき」に名称変更され、新たな効果としてこおりタイプのポケモンの防御が1.5倍になる仕様があります。これを利用し、ゆきパーティを組んでドラゴンに強く出る戦術も考えられます。
例えばユキノオーが特性ゆきふらしで登場と同時にゆきを降らせ、後続のツンベアーやハルクジラの防御を強化しつつ戦う、といった動きです。ゆき状態では毎ターン天候ダメージも与えられるため、ドラゴンのタフな耐久を削ることにも一役買います。
ただし天候パーティは相手に天候を書き換えられたり、そもそもドラゴン側がほのお技を持っていると想定より被ダメがかさんだりと難しい面もあります。
初心者の方は無理に天候を使う必要はありませんが、「こおりタイプで固めたパーティ」を試してみたい場合は天候ゆきを軸にするのも面白いでしょう。こおりタイプ統一で臨めば全員ドラゴンに抜群という極端な構築になるため、ロマンもあります。
■ 高速先制攻撃で倒しきる
ドラゴンタイプは耐久が高いポケモンもいますが、弱点を的確に突けば一撃で倒せるケースも多いです。そのためには相手より先に攻撃できることが重要です。
具体的には、こちらがすばやいこおり・フェアリー使いを用意し、一気に攻め立てる戦術です。例えば、ユキメノコ(こおり/ゴースト)はかなり素早く、れいとうビームで多くのドラゴンを上から叩けます。またウェーニバル(水/かくとうの最終進化)にこおり技を覚えさせたり、ゲッコウガ(現在SV未解禁ですが例として)にれいとうビームを持たせたりと、高速ポケモン+弱点技の組み合わせは鉄板です。
もし手持ちのドラゴン対策ポケモンの素早さが足りない場合、こだわりスカーフという持ち物で疑似的に素早さを上げることもできます(その代わり同じ技しか出せなくなる制約あり)。あるいは、こおりのつぶてやしんそくといった先制技でとにかく先に倒してしまう戦法もありです。
たとえばHPが減ったドラゴンを最後にマンムーの「こおりのつぶて」で仕留める、といった動きは対戦でもよく見られます。要はドラゴンに動かれる前に倒すというのが理想なので、自分のパーティで一番手の速い弱点持ちをエースに据えるのも一つの戦術です。
■ トリックルームで逆転
上記とは逆の発想になりますが、トリックルームというワザを使って素早さ関係を逆転させる戦術もあります。トリックルームを発動すると5ターンの間、素早さの遅い順に行動するようになります。
ドラゴンタイプは素早いポケモンが多い反面、こちらが鈍足のこおり・フェアリーを使っている場合に追い風となります。例えばブリムオン(エスパー/フェアリー)はトリックルームを使えるうえ、フェアリー技でドラゴンを攻撃できます。トリル発動後に超低速のバンバドロ(じめんタイプだが高耐久でアイススピナー等を覚える)やツンベアーを動かせば、ドラゴン側が手を出す前に圧倒することも可能です。
トリックルームはパーティ全体を低速寄りに組む必要があり上級テクニックですが、「自分の好きなポケモンが遅いけどドラゴンに勝たせたい!」という場合に検討の価値があります。ストーリーではあまり使わないかもしれませんが、対戦では時折見られる異次元のドラゴン対策です。
まとめ
今回は『ポケモン スカーレット・バイオレット』におけるドラゴンタイプの弱点と対策について、初心者向けに解説しました。要点を振り返ってみましょう。
- ドラゴンタイプはこおり・ドラゴン・フェアリーの3タイプが弱点です。特にフェアリータイプはドラゴン技を無効化できるため、ドラゴン対策として最有力候補です。こおりタイプも火力で押し切れる反面、ドラゴン側のほのお技に注意が必要でした。
- ストーリー攻略では、事前に弱点を突けるポケモンや技を用意し、レベルを上げたり回復アイテムを駆使したりしてドラゴン戦に臨みましょう。ハッサク戦などドラゴン使いの強敵相手には、こおり技持ちとフェアリータイプを両方用意すると安定します。
- 対戦(PvP)では相手も弱点をカバーする戦術を取ってくるため、一筋縄ではいきません。相手の持ち物や交代、テラスタルを読みに入れつつ、ステルスロックやでんじはなど間接的な手段も組み合わせてドラゴンを追い詰めましょう。
- 弱点を活かす戦い方として、おすすめポケモン(マリルリ、ニンフィア、デカヌチャン等)を紹介しました。自分のパーティに合ったポケモンを加えることでドラゴン攻略がぐっと楽になります。
- テラスタルは攻守ともにドラゴン対策の切り札になります。弱点タイプに変身して奇襲をかけたり、耐性を持つタイプになってドラゴン技を受けたりと、場面に応じて活用しましょう。
- ドラゴン技を受ける際は、鋼やフェアリーで受け、いかく・でんじはなどで被ダメージを減らす工夫も大事です。対戦では交代読みの行動にも注意が必要でした。
- 最後に、壁展開や先制攻撃、トリックルームなどドラゴンを倒しやすくする戦術も紹介しました。自分なりの作戦でドラゴンタイプを攻略してみてください。
ドラゴンタイプはポケモンシリーズでも人気が高く強敵揃いですが、弱点を突くことで初心者でも十分に対抗できます。タイプ相性を理解し、適切なポケモンと戦術を用意すれば、恐れることはありません。ぜひ今回の解説を参考に、ポケモンSVでドラゴンタイプに挑んでみてください。強力なドラゴンポケモンを打ち倒したときの爽快感はひとしおですよ!健闘を祈ります。